
2007年02月04日
温暖化対策でCO2を海底下に密封
今国会に提出される法案により、地球温暖化の原因のひとつであるCO2を海底下に封じ込める事業が進められそうです。
二酸化炭素(CO2)を地下に密封する技術は、CO2に高圧をかけて液体でもなく気体でもない「超臨界流体」というものにして地下に圧入するものだそうです。
ちゃんと管理すれば1000年後もほとんど漏れることはないそうです。
すごい技術だなあ。これで地球温暖化問題も解決かなと思われた方もおられるのではないでしょうか。
地下にある石油資源や石炭、天然ガスなどをエネルギーとして利用した結果発生するCO2ですから、地下に戻すことができれば一定のサイクルといえるのかもしれませんが、温暖化対策のどれぐらいの割合を受け持つことができるのでしょうね。
企業としての温暖化対策として莫大な費用をかけて可能になるものだと思いますが、エネルギーを利用する国民にとっては縁の遠い対策ですが、国民として温暖化対策を企業任せや人任せにするようにならないことに気をつけなければなりません。
今まで何回も書いてきたことですが、国民に簡単にできる温暖化対策があります。
国産の木材を使うことです。
木材は成長するためにCO2を必要とします。それも自然の恵みである太陽の光と水を使ってです。
その成長した木材を使って住まいを造り、少なくとも木の生長するのに必要な50〜60年ぐらいの耐久性のある住まいを造れば、住宅部門ではCO2の発生をかなり抑えることができるのです。
何よりも、今日本で問題とされる過疎化の問題や都市の過密化についても良い結果が得られるのです。
最近の日本の住まいには遠くヨーロッパから燃料を使って運ばれてくる非常に腐りやすいホワイトウッドの集成材が多用されています。
こんなことは地球温暖化だけでなく住まい手の方々にも良いことはありません。
ただ、企業が儲けやすいというメリットがあるだけです。
地球環境にも優しく、消費者にもメリットのある企業活動というのは大手では無理ですね。
とりあえず多少問題があってもスケールメリットで押し通すわけですから、今回のように多少CO2の発生が起こっても後で封じ込めばいいじゃないかといったことになると思います。
もちろんこういった技術は必要なものかもしれませんが、基本的な考え方をそろそろ変えて行かないといけないのだと思います。
私が小さなころ社会科の授業で日本は資源のない国です。工業の技術で発展するしかありませんと教え込まれました。
日本の木材を使って住まいを造ることは、地球温暖化に役に立ちますなど教えられたこともありません。むしろ工業化住宅は大量に安価に住まいが供給できるという感じではなったかと思います。
しかし、最近の工業化住宅は安価に供給するどころか高値で止まっており、工業化のメリットは全く出せていません。
工業化住宅の値段が高止まりしていることにより、ローコスト住宅のビルダーも地球温暖化についてあまり考慮しない耐久性の低い材料を使った住まいをどんどん建設しています。
結局、お金儲けを第一とした企業活動では地球温暖化対策は難しいと思います。
皆さんも地域材を使った住まいづくりで地球温暖化抑制に協力してください。
大手ハウスメーカーに依頼する価格ならば、必ず住む人にも優しく心地よい木の住まいが建設することが可能です。
二酸化炭素(CO2)を地下に密封する技術は、CO2に高圧をかけて液体でもなく気体でもない「超臨界流体」というものにして地下に圧入するものだそうです。
ちゃんと管理すれば1000年後もほとんど漏れることはないそうです。
すごい技術だなあ。これで地球温暖化問題も解決かなと思われた方もおられるのではないでしょうか。
地下にある石油資源や石炭、天然ガスなどをエネルギーとして利用した結果発生するCO2ですから、地下に戻すことができれば一定のサイクルといえるのかもしれませんが、温暖化対策のどれぐらいの割合を受け持つことができるのでしょうね。
企業としての温暖化対策として莫大な費用をかけて可能になるものだと思いますが、エネルギーを利用する国民にとっては縁の遠い対策ですが、国民として温暖化対策を企業任せや人任せにするようにならないことに気をつけなければなりません。
今まで何回も書いてきたことですが、国民に簡単にできる温暖化対策があります。
国産の木材を使うことです。
木材は成長するためにCO2を必要とします。それも自然の恵みである太陽の光と水を使ってです。
その成長した木材を使って住まいを造り、少なくとも木の生長するのに必要な50〜60年ぐらいの耐久性のある住まいを造れば、住宅部門ではCO2の発生をかなり抑えることができるのです。
何よりも、今日本で問題とされる過疎化の問題や都市の過密化についても良い結果が得られるのです。
最近の日本の住まいには遠くヨーロッパから燃料を使って運ばれてくる非常に腐りやすいホワイトウッドの集成材が多用されています。
こんなことは地球温暖化だけでなく住まい手の方々にも良いことはありません。
ただ、企業が儲けやすいというメリットがあるだけです。
地球環境にも優しく、消費者にもメリットのある企業活動というのは大手では無理ですね。
とりあえず多少問題があってもスケールメリットで押し通すわけですから、今回のように多少CO2の発生が起こっても後で封じ込めばいいじゃないかといったことになると思います。
もちろんこういった技術は必要なものかもしれませんが、基本的な考え方をそろそろ変えて行かないといけないのだと思います。
私が小さなころ社会科の授業で日本は資源のない国です。工業の技術で発展するしかありませんと教え込まれました。
日本の木材を使って住まいを造ることは、地球温暖化に役に立ちますなど教えられたこともありません。むしろ工業化住宅は大量に安価に住まいが供給できるという感じではなったかと思います。
しかし、最近の工業化住宅は安価に供給するどころか高値で止まっており、工業化のメリットは全く出せていません。
工業化住宅の値段が高止まりしていることにより、ローコスト住宅のビルダーも地球温暖化についてあまり考慮しない耐久性の低い材料を使った住まいをどんどん建設しています。
結局、お金儲けを第一とした企業活動では地球温暖化対策は難しいと思います。
皆さんも地域材を使った住まいづくりで地球温暖化抑制に協力してください。
大手ハウスメーカーに依頼する価格ならば、必ず住む人にも優しく心地よい木の住まいが建設することが可能です。
Posted by 三和総合設計 at 08:03│Comments(0)