
2007年02月10日
新幹線より新快速を
今日も新聞記事から。
新幹線新駅の建設が問題になっている栗東市で市民の意見を聞く「市長のこんにちはトーク」が市内の中学校で開催されたそうです。
中学生の意見の中には、新幹線新駅よりJR栗東駅に新快速を止めて欲しいという意見が出たそうです。
それに対して、市長は「新駅はお金がかかるが税収増で学校整備や福祉に投資できる」と答えたそうです。
こういうことが新聞に載るわけですから少なくとも「やらせ」ではないようですね。
中学生の素直な答え、これが市民の本音なのだと思います。自分たちの生活に密着したことを解決して欲しいのが希望なのですが、行政はそれを税収増や施設建設などにすりかえて判断してしまうのです。
豊かな世の中というのは、必ずしもお金だけで実現できるわけではありません。もちろんお金がないために苦労するのは問題ですが、お金ですべてを解決しようとすると別の部分で大変なロスを発生させることは自明のことです。
本当に市民にとって大事なこと、安心して生活できるということを、市の財政が豊かになるということとすりかえて考えてしまっているのです。
夕張市のように市の財政が破綻するのは問題ですが、夕張市がいろいろな対策を個別に考えたとしても解決は図れないと思います。国全体で地域のあり方、自活の仕方を考えないと将来は見えてこないと思います。
栗東市の場合ももちろん新幹線の新駅ができて財政が潤うのは良いことかもしれませんが、それはお金を得るための手段であって、市民の生活に潤いを確保することとは全く同じこととはいえないと思います。
新幹線の新駅などの誘致などができる立地を持ったところしか財政の健全化が図れないとしたら、日本の地域のほとんどのところが財政破綻ということになってしまいます。
要はお金のかけ方の問題でしょう。
限られた市税の使い方を皆で考える。
地方の本当の自治を国に求めて行くことが必要でしょう。
何でもかんでもお金で解決するやり方が進む中で、ほとんどの商品などが安かろう悪かろうになって行っていると思います。ものは安くなって家の中には邪魔になるほどあふれている。
家を建てるときはたくさんの収納が欲しい。
収納などをたくさん確保すると家の面積が大きくなる。
建物にかけられる坪単価が安くなる。
少々耐久性に問題があってもローコスト住宅を建ててしまう。
こんな風にまた社会に廃棄物問題を生み出してしまいます。(極端かな?)
新幹線新駅の建設が問題になっている栗東市で市民の意見を聞く「市長のこんにちはトーク」が市内の中学校で開催されたそうです。
中学生の意見の中には、新幹線新駅よりJR栗東駅に新快速を止めて欲しいという意見が出たそうです。
それに対して、市長は「新駅はお金がかかるが税収増で学校整備や福祉に投資できる」と答えたそうです。
こういうことが新聞に載るわけですから少なくとも「やらせ」ではないようですね。
中学生の素直な答え、これが市民の本音なのだと思います。自分たちの生活に密着したことを解決して欲しいのが希望なのですが、行政はそれを税収増や施設建設などにすりかえて判断してしまうのです。
豊かな世の中というのは、必ずしもお金だけで実現できるわけではありません。もちろんお金がないために苦労するのは問題ですが、お金ですべてを解決しようとすると別の部分で大変なロスを発生させることは自明のことです。
本当に市民にとって大事なこと、安心して生活できるということを、市の財政が豊かになるということとすりかえて考えてしまっているのです。
夕張市のように市の財政が破綻するのは問題ですが、夕張市がいろいろな対策を個別に考えたとしても解決は図れないと思います。国全体で地域のあり方、自活の仕方を考えないと将来は見えてこないと思います。
栗東市の場合ももちろん新幹線の新駅ができて財政が潤うのは良いことかもしれませんが、それはお金を得るための手段であって、市民の生活に潤いを確保することとは全く同じこととはいえないと思います。
新幹線の新駅などの誘致などができる立地を持ったところしか財政の健全化が図れないとしたら、日本の地域のほとんどのところが財政破綻ということになってしまいます。
要はお金のかけ方の問題でしょう。
限られた市税の使い方を皆で考える。
地方の本当の自治を国に求めて行くことが必要でしょう。
何でもかんでもお金で解決するやり方が進む中で、ほとんどの商品などが安かろう悪かろうになって行っていると思います。ものは安くなって家の中には邪魔になるほどあふれている。
家を建てるときはたくさんの収納が欲しい。
収納などをたくさん確保すると家の面積が大きくなる。
建物にかけられる坪単価が安くなる。
少々耐久性に問題があってもローコスト住宅を建ててしまう。
こんな風にまた社会に廃棄物問題を生み出してしまいます。(極端かな?)
Posted by 三和総合設計 at 08:10│Comments(1)
この記事へのコメント
お出かけありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。
3兄妹
Posted by DANGO3兄妹 at 2007年02月11日 17:05