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2007年04月08日

自立循環型住宅研究会

昨日は、大阪まで勉強会に行ってきました。

住宅の温熱環境のことやシックハウスのことなどの多くの情報を正確に的確に整理しておられ、私たちも日頃から教えてもらったりしている野池氏が、「自立循環型住宅研究会」を発足されました。
これからの住宅のエネルギー消費をどれだけ抑えられるかを真剣に考え、どうやったら現実的に実践していけるか、どうやったら住まい手にわかりやすく実感のあるものにしていくかといったことに取り組んでいきます。
そういったことを頑張ってやろう!という人に声掛けがあり、多くの人が集まりました。
近畿圏だけでなく、九州や四国、神奈川、ほんとに全国から集まってきたという感じです。




この会は、実際に各地で自分たちのつくっている住まいがどういったものか、温湿度を測定したり、それを分析したりしなければなりません。それを持ち寄って分析整理して次に生かしていこうというものです。
本気でやる人しか求めていない感じです。
講習会に参加して、与えてもらう情報を利用しようといった「いいとこ取り」の気持ちではついていけないようです。

現実の仕事に直面しながら、こういった調査や分析をするのは大変なことです。
ちゃんとした住まいを建てたい!という気持ちがよほど強くないと・・・・・
ちゃんとした住まいにはちゃんとした根拠もなければいけません。
世の中には、上辺だけの知識でちゃんとしているかのようにうまく見せて住まいづくりをしている人も多くいます。そういった人の方が世の中で認められている感じもあります。
この会で地道に真剣に、またかなりの時間と労力を費やしている人たちが認められるようになってほしいなあと思います。




昨日は、午後の一時から5時間、みっちり勉強。
そのあとは、お酒を飲みながら語り合う会。こちらも多くの人でした。
おべんちゃらばかりで、中身のない会話ばかりが飛び交うような会ではなく、
いろんな人とそれぞれの取組みについて、まじめに語り合えるとてもいい飲み会でした。
久しぶりに気分よく飲んで帰ってきました・・・・。

帰りは11時まわっていて、駅まで娘にお迎えコール。
駅に着くといつも迎えに来てくれる上の娘が助手席にいる!?
なんと運転手は下の娘。
免許をとってから丸一年、車の運転をする機会を逃してました。
「ほんまに大丈夫かいな?」という気持ちで乗せてもらい、いざ出発。
ほんの3,4分の乗車時間ですが・・・・・・
「指示器だして!止まりや!まわりみて!」とギャラリーのうるさいこと。
なんとか無事到着。(あたり前ですが)
家族にとっては一番最年少の娘は、いつまでたっても面倒見なければっていう感じになるようです。
それにしても、あの娘にお迎えしてもらうような年になったかと思うと、嬉しさより悲しさが・・・・。



Posted by 三和総合設計 at 10:02│Comments(0)
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