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2007年04月21日

電子マネーの導入

セブンアンドアイとイオングループが電子マネーの導入を行なうそうです。

ますます、日本の企業の囲い込み戦略が進んできますね。

皆さんもご存知だと思いますが、セブンイレブンで買い物をすると店員が見せのレジで性別や年齢をレジを打つ際に登録する。その情報を販売の戦略に使うわけですが、この電子マネーが導入されると、どこの誰が、いつ、どんな商品を購入したかがその企業の情報として残されてしまうのです。

何か恐ろしい気がしませんか。
自分の食べ物の好みを嫁さん以外も知っている人がいる。
いや、嫁さんよりも克明に知っているのです。
夜になると、どんなものが欲しくなり、日曜日の昼にはどんな買い物をする。
こんな情報の集積が、企業の利益につながるのでしょうけれど、コンビニの販売価格の高さを見ても、消費者に還元されているとはどうしても思えません。

大きな企業が日本全体を囲い込み、そこに置かれた個人情報の中で国民が生かされていく。
私たちは利益という卵を生み出すブロイラーなのでしょうか。

便利を追求しても国民には帰ってきません。
企業間の競争の中で、より安く、早くが求められ、ゆったりした豊かな生活は得られることはありません。

将来のあるべき姿を見据えた社会のあり方をもう一度考え直す必要があるのではないでしょうか。



Posted by 三和総合設計 at 07:19│Comments(0)
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