
2007年04月25日
全国学力テストが43年ぶりに実施
全国学力テストが43年ぶりに実施されました。
実施については、さまざまな意見があるようです。
日本の子どもたちの学力が下がったことに危機感を感じたもので、学力が下がったことはゆとり教育にあると考えられているようですが、本当にそうでしょうか。
現在の日本の学力順位を見てみると、数学は6位、読解力は14位のようです。
先進7カ国(G7)のなかでは、数学は最上位、読解力はカナダについで2番目のようです。別にこれでかまわないのじゃないですか。
確かに1980年代までは日本はトップクラスだったようですが、現在上位にランクされている国が教育に力を入れた結果なのではないでしょうか。
フランスやドイツは数学、読解力共10位代の後半です。子どもの学力がトップクラスでなくても、豊かな国づくりは可能なのではないでしょうか。
また、ゆとり教育が原因のように言われることが多いのですが、ゆとり教育時代でも塾に通ってあんなに勉強しているのになぜ学力が落ちるのでしょう。
結局、本当に必要な勉強ができていないからではないかと私は思います。
テレビ番組の平成教育委員会?などで出題されている有名中学校の入試問題を見ても、これが本当に小学生に必要な知識なのと思うものも少なくありません(もちろん、そんな変わった出題だけをテレビで取り上げているのでしょうけれど)。
塾では、受験対策のために、出題される変わった問題にも対応できるように訓練し、基礎的な知識を充分勉強できる状態ではないのではないかと推測されます。
最近の勉強はすべて受験対策。良い企業に就職するために、良い大学に入る。そのために、有名な中学校に入ることに努力する。
究極には、子どもの幼稚園のお受験ということになっています。
塾だけでなく、大学もお金儲けに走っています。
そんな教育制度の中で、日本の学力が上がるはずがありません。
日本の学力も問題ですが、、「勉強が楽しい」と思う子の割合が世界的にみてとても少ないそうですが、ゆとり教育よりそちらのほうが問題なのではないでしょうか。
建築の世界でも同じことが言えます。
建築士の試験が毎年のように難しくなっていきます。
そういうなかで、本当に建築士としての能力を活かせている人は本当に少ない。
受験に当たり前のように出題される内容の基礎的な質問をしても、試験が終わってしまえば忘れてしまって答えられない状況です。
結局、建築士の資格は、設計のための資格であるにもかかわらず、お客さんを獲得したり、役所の指名の点数を上げるために使われたり、本当の意味での知識を得ようとする気持ちが薄い感じです。
まだ、資格を取得していない若い技術者に、建築士の受験校から断っても断ってもしつこく電話がかかってきます。受験ストーカーですね。
こんな受験校が建築士の試験問題を複雑にさせ、本当に必要な基礎知識を習得できないほどややこしい試験にしてしまっています。
それでいて、その受験で獲得した資格を充分に活かせない。
これって、今の日本の子どもの学力低下?と同じ現象ではないでしょうか。
試験は本当に社会に必要な基礎的なものにして欲しい。
その上で、高い技能は大学などで学ぶ。建築士などの資格は、経験も必要だから、社会で充分建築を学んでから取得する。そんな風にすればもっと知識を活かせるのではないでしょうか。
無駄な努力が、日本の国の力を低下させていると思います。
このまま、根本的な対策を加えないと、学力テストではトップクラスを奪還しても、国は3流ということになるのではないでしょうか。
実施については、さまざまな意見があるようです。
日本の子どもたちの学力が下がったことに危機感を感じたもので、学力が下がったことはゆとり教育にあると考えられているようですが、本当にそうでしょうか。
現在の日本の学力順位を見てみると、数学は6位、読解力は14位のようです。
先進7カ国(G7)のなかでは、数学は最上位、読解力はカナダについで2番目のようです。別にこれでかまわないのじゃないですか。
確かに1980年代までは日本はトップクラスだったようですが、現在上位にランクされている国が教育に力を入れた結果なのではないでしょうか。
フランスやドイツは数学、読解力共10位代の後半です。子どもの学力がトップクラスでなくても、豊かな国づくりは可能なのではないでしょうか。
また、ゆとり教育が原因のように言われることが多いのですが、ゆとり教育時代でも塾に通ってあんなに勉強しているのになぜ学力が落ちるのでしょう。
結局、本当に必要な勉強ができていないからではないかと私は思います。
テレビ番組の平成教育委員会?などで出題されている有名中学校の入試問題を見ても、これが本当に小学生に必要な知識なのと思うものも少なくありません(もちろん、そんな変わった出題だけをテレビで取り上げているのでしょうけれど)。
塾では、受験対策のために、出題される変わった問題にも対応できるように訓練し、基礎的な知識を充分勉強できる状態ではないのではないかと推測されます。
最近の勉強はすべて受験対策。良い企業に就職するために、良い大学に入る。そのために、有名な中学校に入ることに努力する。
究極には、子どもの幼稚園のお受験ということになっています。
塾だけでなく、大学もお金儲けに走っています。
そんな教育制度の中で、日本の学力が上がるはずがありません。
日本の学力も問題ですが、、「勉強が楽しい」と思う子の割合が世界的にみてとても少ないそうですが、ゆとり教育よりそちらのほうが問題なのではないでしょうか。
建築の世界でも同じことが言えます。
建築士の試験が毎年のように難しくなっていきます。
そういうなかで、本当に建築士としての能力を活かせている人は本当に少ない。
受験に当たり前のように出題される内容の基礎的な質問をしても、試験が終わってしまえば忘れてしまって答えられない状況です。
結局、建築士の資格は、設計のための資格であるにもかかわらず、お客さんを獲得したり、役所の指名の点数を上げるために使われたり、本当の意味での知識を得ようとする気持ちが薄い感じです。
まだ、資格を取得していない若い技術者に、建築士の受験校から断っても断ってもしつこく電話がかかってきます。受験ストーカーですね。
こんな受験校が建築士の試験問題を複雑にさせ、本当に必要な基礎知識を習得できないほどややこしい試験にしてしまっています。
それでいて、その受験で獲得した資格を充分に活かせない。
これって、今の日本の子どもの学力低下?と同じ現象ではないでしょうか。
試験は本当に社会に必要な基礎的なものにして欲しい。
その上で、高い技能は大学などで学ぶ。建築士などの資格は、経験も必要だから、社会で充分建築を学んでから取得する。そんな風にすればもっと知識を活かせるのではないでしょうか。
無駄な努力が、日本の国の力を低下させていると思います。
このまま、根本的な対策を加えないと、学力テストではトップクラスを奪還しても、国は3流ということになるのではないでしょうか。
Posted by 三和総合設計 at 07:02│Comments(0)