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2007年04月30日

びわこ競艇場事業の低迷

滋賀県が運営主体となっている琵琶湖競艇場の売り上げが低迷しています。

こういったことは、競艇場にかかわらず、競輪事業も同じことです。
公営ギャンブル離れが続いているということでしょうか。それとも、景気の低迷が影響しているのでしょうか。格差社会が進行して、公営ギャンブルに足を向ける人が減っているのではないかと思います。

琵琶湖競艇の低迷を打破するために、京都府の八幡市に滋賀県が運営主体となった場外舟券売り場である「ボートピア八幡」をオープンさせたそうです。

こういう方向でよいのでしょうか。
地球温暖化や資源の枯渇が叫ばれている中で、ギャンブルによる収益を当てにした県の運営など、時代に逆行した話ではないでしょうか。
少し前までは、世の中にあぶく銭が流れていました。それを吸い上げて公共事業に利用しようとしたものでしょうけれど、最近ではそんな状況にはありません。

ギャンブルが好きな方々は、余裕があろうがなかろうがギャンブルに手を出してしまう。
もちろん冷静な気持ちでもってギャンブルを楽しんでおられる方もいるとは思いますが、売り上げが減っているのは、そういった余裕がなくなっている証拠ではないでしょうか。

この際、ギャンブルに頼った税収を考えるのではなく、ちゃんと儲かっているところから税金をいただくことを考える必要があるのではないでしょうか。

儲かっているところ。そうです。企業です。
もちろん、儲かっていない企業もたくさんありますが、この景気回復でしっかり儲けている企業がたくさんあります。
ここから法人税をアップして税金をいただくことが一番だと思います。

私も経営者の一人です。法人税がアップしても全く問題はありません。
なぜなら、法人税は利益の中から払うからです。
赤字になっていても、最低限の税金を支払う義務はありますが、利益の中から国民のために税金を支払うのに何の問題があるのでしょうか。

税率がアップして困るという企業は、国際競争力がなくなるなどさまざまな理屈をつけますが、自分たちが儲けたいだけのことだと思います。
近い将来、地球温暖化や資源の枯渇などの中で、国際競争力などと言っていられない時期が来ます。
自分たちの国の中で、地域の中で無駄をしないで生きて行く方法が求められる時代が必ず来ます。
そんなことを考えても、企業が大きな利益を蓄える今の税体系は問題があると思います。

話がだいぶそれましたが、ギャンブルによる税収を考えるよりも、企業からちゃんと税金を頂き、健全な県政の運営をしていただきたいと思います。



Posted by 三和総合設計 at 07:45│Comments(0)
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