
2007年09月16日
建築基準法改正に関するセミナー
9月14日に東京で開催された建築基準法に関するセミナーに参加しました。

このセミナーは、このブログの母体である「職人がつくる木の家ネット」など5団体が共催して開催したものです。
会場にはおおよそ70名ぐらいの参加者が参加し、国交省の建築指導課からの報告を聞き、自分たちの意見を述べたりしました。
国交省からは、課長さんと課長補佐さんが説明に来てくれました。
木造の伝統工法の状況や基準法改正に関して起こっている問題点を説明したところ、国交省側は何とかその問題点などについて理解してくれたと思います。
法律と現状の間にある問題点を解決するのは容易ではないのですが、国交省の課長さんから、セミナーなどの勉強会の開催を続け、解決策を考えていこうという前向きな発言をいただきました。
今回のセミナーでは、少なくとも二つの結論は出たと思います。
一点目。
申請を提出したときに、図面などに間違いなどがあっても、それが不正に基づくものであったり、未熟であるがゆえに起こる図面の相違でない限り、今までと同じような形で図面の補正は認められる。
二点目。
現場などで起こる設計変更は、法律の判断にかかわらない変更については「軽微な変更」ということで取り扱う。
つまり、木造住宅の場合、耐力壁や採光など建築基準法に関係しない部分の窓の変更や建具の変更などは「軽微な変更」であって、計画変更申請が必要ではないということです。
全国各地から多くの人々が集まったセミナーはそれなりの成果があったと思いますが、これからが勝負だと思います。
ぜひ、まじめに住まいをつくっている関係者の思いが国に伝わるようにこれからも頑張って行きたいと思います。

このセミナーは、このブログの母体である「職人がつくる木の家ネット」など5団体が共催して開催したものです。
会場にはおおよそ70名ぐらいの参加者が参加し、国交省の建築指導課からの報告を聞き、自分たちの意見を述べたりしました。
国交省からは、課長さんと課長補佐さんが説明に来てくれました。
木造の伝統工法の状況や基準法改正に関して起こっている問題点を説明したところ、国交省側は何とかその問題点などについて理解してくれたと思います。
法律と現状の間にある問題点を解決するのは容易ではないのですが、国交省の課長さんから、セミナーなどの勉強会の開催を続け、解決策を考えていこうという前向きな発言をいただきました。
今回のセミナーでは、少なくとも二つの結論は出たと思います。
一点目。
申請を提出したときに、図面などに間違いなどがあっても、それが不正に基づくものであったり、未熟であるがゆえに起こる図面の相違でない限り、今までと同じような形で図面の補正は認められる。
二点目。
現場などで起こる設計変更は、法律の判断にかかわらない変更については「軽微な変更」ということで取り扱う。
つまり、木造住宅の場合、耐力壁や採光など建築基準法に関係しない部分の窓の変更や建具の変更などは「軽微な変更」であって、計画変更申請が必要ではないということです。
全国各地から多くの人々が集まったセミナーはそれなりの成果があったと思いますが、これからが勝負だと思います。
ぜひ、まじめに住まいをつくっている関係者の思いが国に伝わるようにこれからも頑張って行きたいと思います。
Posted by 三和総合設計 at 07:17│Comments(0)