2007年10月22日

日本の防衛

防衛省の問題が話題になっています。

前次官と商社とのゴルフの問題や商社の水増し請求など、日本の防衛といっても本当に防衛のことを考えているのか疑いたくなりますね。
防衛という部分に予算が付き、その予算をめぐってさまざまな利権を求める人たちがうごめいているだけなのでしょう。

国を守るということは大切なことですが、国同士の利権が絡む中での防衛というもの、なにやら純粋なものではありませんね。

いかに装備をすばらしいものにしても、他国からの侵害は防ぎきれないでしょうね。だからといって防衛というものをまったく考えなくても良いというわけにはいかないのかもしれませんが、装備などにあまりにお金がかかりすぎると思います。
訓練で戦闘機が事故を起こしたら、何百億というお金が飛んでいきます。

国を守るということを考えると、食料の自給や資源の確保などが重要ですが、農業問題や森林資源の活用にはあまりお金が使われません。補助金は出されているし、その使われ方もいい加減ではないかという考え方もありますが、国の大切な基幹の部分です。
そのあたりをちゃんと手当てをしないで、装備に金をかけても国を守ることは不可能でしょう。

平和な将来に向けて、次の世代に何を渡すことが出来るのか。
金銭的に豊かであるという指標があるだけで、豊かさを実感できない国を次の世代に引き継ぐことはまずい。

国を守るという大事なことすらお金儲けの中でいろいろな動きがされている。
もっと純粋に考えられるような仕組みを作らなければなりません。

長年かかってこんなおかしな国になってきた。
一度に直すことは出来ないが、長い時間をかけて良い国にしていかなければなりません。

大事なこと。
目の前の問題としては、悪い政治が行なわれたら政権交代がなされるようになること。

もう一つは国民があきらめないことでしょう。

いろんな問題が起こり、国民の怒りが出ても長続きしない。
悪いやつらはほとぼりが冷めるまで待つ作戦に出ます。

政治に対して怒りはあるけれど、あきらめている。これが今の日本の沈滞したところでしょう。 



Posted by 三和総合設計 at 07:15│Comments(0)
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