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2007年11月12日

木の家ネット総会

11月10日、11日の2日間、木の家ネットの総会で徳島に行ってきました。




徳島には全国各地から木の家ネット会員が集まり、報告会、懇親会、分科会、総会、見学会と盛りたくさんの内容でした。

集まった会員は、設計者、施工者、大工職人、木材関係者、林業関係者などさまざまですが、共通していえることはみんな「職人」だということです。

設計者が職人なのかという方もおられるかと思いますが、デザインばかりを追っかける建築家と称する人は別として、設計者も住まいづくりに関して重要な役割を持つ職人なのです。
この木の家ネットに参加している設計者はみんなそういった設計職人だと思います。

住まいづくりに対し、日ごろから学習し、経験を積んだ技能を発揮していく。これが住まいづくりにおける設計者の本当のあり方ではないかと私は思っています。

たった二日間の総会でしたが、全国各地の会員さんとの交流ができました。


総会が終わったあとは、鳴門市にある徳島杉を使った診療所を見学しました。

これぞ設計職人の仕事という感じでした。
奇をてらうわけでもなく、材料の本来持つ良さを活かした設計を行なう。

私たちがいつも目指している姿がそこに見えました。


山から木を切り出す職人。
丸太を製材し、住まいに使える形にする職人。

それを長い時間をかけて乾燥させる。
やっと住まいや建築物に使える木材になるのです。

その素材を設計職人が活かし、使う人の思いを乗せる。

つくる職人の技を入れて完成させる。そんな姿が理想かなと思います。



Posted by 三和総合設計 at 07:44│Comments(0)
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