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2007年12月15日

変幻自在の圧縮木材

今日は、早起きの日。
端材工房が百万遍手づくり市に出店する日です。
5時前に家を出て、場所取りに。
6時半頃に帰ってきて、朝の支度。
ひと段落した今、そろそろ睡魔がやってきます・・・・・
(って、寝てたらアカン!)
今朝の星空は、空気が澄んでいるせいかとても綺麗でした。
外に出て夜空を見て、ワーきれい!って思ったとたん北風がビュー!
やっぱり間違いなく冬です。

さて、昨日の夕刊に、木材を圧縮して、複雑な形に加工する技術の開発についての記事が書かれていました。
杉などの木材に180度の高温と約1600気圧の高圧をかけて流動化させ、金型に充満させるそうです。加工したあとはアルミニウムよりも硬いものができるそうです。
従来は木の粉に樹脂や接着剤を混ぜて成型していて、焼却処分などにも問題があったが、これだと木材100%なので、そのまま自然にかえすこともできるようです。
この方法だと、端材や木くず、もみ殻からもつくることができるそうで、自然環境にやさしい技術として注目されそうだと書かれていました。大掛かりな装置も必要としないので、木材生産地で加工ができるので、間伐材の活用にも役立ちそうだとも書かれていました。
新聞には、杯など複雑な加工されたものが写真で掲載されていました。

すごいですね。こういった技術が進むと木材の活用がさらに広がっていくような気がします。硬質プラスチックに匹敵するものが作れるそうですが、やっぱり大量生産をしないと価格的にはやはり難しいものがあるのかなーと思ってみたりもします。
社会の意識が、いくら安くても環境を悪くするプラスチックより、少々高くても環境のためにいいものを選ぶことがあたり前になってくれるといいのですが・・・・。



Posted by 三和総合設計 at 10:05│Comments(0)
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