
2007年12月24日
限界集落
最近、限界集落という言葉をよく聴きますね。
住んでいる人の半数以上が65歳以上の高齢者が占める集落のことを言うそうです。
この限界集落を何とかしようと、先月30日に東京の都道府県会館で「全国水源の里連絡協議会」の設立総会が開催されたそうです。
限界集落と言われるところはほとんどが水源の里ということです。
今、限界集落と言われているところは、昔は住みにくいところだったのでしょうか。
もちろん、昔でも街と村があってにぎやかなところとそうでないところがあったように思いますが、それぞれの役割があり、いかに山奥であるといっても、人々が生活するに問題が起こるということではなかったのでしょう。
世の中が便利になり(なったように感じ)、それを求めて山から街へ人々が移動する。
そうすると集落自体が成り立たなくなってしまうのですね。
私から言えば、開かずの踏み切りがあったり、騒音や悪環境に囲まれた都市も、いつまでもお金を投入し続けながら維持管理をしていかなければならないことを考えると、違った意味で「限界集落」と言えるのではないかと思います。
この限界集落問題に対し、何とか解決を図るために「全国水源の里連絡協議会」が設立されたのでしょうけれども、地方にお金を落としてもらおうというやり方では、根本的な解決は出来ないと思います。
生活の形態の変更まで考え、エネルギーの活用方法の変更なども加えることにより、地方や森林が活かされることになり、限界集落も解決することになると思うのです。
私たちが行なっている「近くの山の木で家を建てる運動」も解決策のひとつになると思いますが、「近くの山の木を使う=工務店の仕事の確保」と考えている偽者活動がある限り、なかなか国民の皆さんに問題を正確に理解していただくことはできませんね。
薬害問題のように、自分たちだけが救われようとするのではなく、周りの同じ境遇の人のことを考えた行動、これが本当に問題を解決する方法です。
限界集落の解決は、地球温暖化の解決にもつながり、地方の自立にもつながります。
便利さを追求するやり方そのものを見直し、生きる楽しさそのものの意味をもう一度考え直す必要があります。
住んでいる人の半数以上が65歳以上の高齢者が占める集落のことを言うそうです。
この限界集落を何とかしようと、先月30日に東京の都道府県会館で「全国水源の里連絡協議会」の設立総会が開催されたそうです。
限界集落と言われるところはほとんどが水源の里ということです。
今、限界集落と言われているところは、昔は住みにくいところだったのでしょうか。
もちろん、昔でも街と村があってにぎやかなところとそうでないところがあったように思いますが、それぞれの役割があり、いかに山奥であるといっても、人々が生活するに問題が起こるということではなかったのでしょう。
世の中が便利になり(なったように感じ)、それを求めて山から街へ人々が移動する。
そうすると集落自体が成り立たなくなってしまうのですね。
私から言えば、開かずの踏み切りがあったり、騒音や悪環境に囲まれた都市も、いつまでもお金を投入し続けながら維持管理をしていかなければならないことを考えると、違った意味で「限界集落」と言えるのではないかと思います。
この限界集落問題に対し、何とか解決を図るために「全国水源の里連絡協議会」が設立されたのでしょうけれども、地方にお金を落としてもらおうというやり方では、根本的な解決は出来ないと思います。
生活の形態の変更まで考え、エネルギーの活用方法の変更なども加えることにより、地方や森林が活かされることになり、限界集落も解決することになると思うのです。
私たちが行なっている「近くの山の木で家を建てる運動」も解決策のひとつになると思いますが、「近くの山の木を使う=工務店の仕事の確保」と考えている偽者活動がある限り、なかなか国民の皆さんに問題を正確に理解していただくことはできませんね。
薬害問題のように、自分たちだけが救われようとするのではなく、周りの同じ境遇の人のことを考えた行動、これが本当に問題を解決する方法です。
限界集落の解決は、地球温暖化の解決にもつながり、地方の自立にもつながります。
便利さを追求するやり方そのものを見直し、生きる楽しさそのものの意味をもう一度考え直す必要があります。
Posted by 三和総合設計 at 08:03│Comments(0)