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2007年12月29日

デジタル保存

暮れが押し迫ってきました。

年末と言うと大掃除。
私は大掃除が大嫌い。
別に暮れだからといって掃除する必要は無いじゃないかというと、こんな時でないと大掃除は出来ないと叱られてしまいます。

それでも無視してわが道を行きますが、掃除は嫌いでも整理は好きです。

恐怖の「大整理」。
いつも事務所で私が整理を始めると、みんなから白い目で見られます。

今年は特に大整理をしてみたいと思っています。
会社は昨日で終了しましたが、こつこつと整理をしてみたいと思っています。

本社では4名が常時仕事をしているのですが、なぜこんなに窮屈なんだろうと思います。
他の設計事務所に比べれば、まだ、広いほうだと思うのですが、実際図面を書いたり(CADで)するスペースはそんなに広くありません。
その理由は資料が多すぎるのでしょうね。

住宅の設計を中心に仕事をしていますが、公共の設計も時々します。
そうすると建材のカタログも多岐にわたり、非常に種類も多く、量も多くなります。
工務店さんのように、取引先を限定することはありませんから、同じ建材であっても数社のカタログがあったり、何しろ多くの資料がいっぱいです。

そこに20年以上の仕事の成果品が加わると、図面を書くスペースを圧迫することになるのです。

でも、最近は情報化時代になってきました。
カタログはインターネットで調べることが可能になってきましたし、欲しければ宅急便で翌日には送られてきます。
この際、古いカタログは捨ててしまおうと思っています。
四分の一ぐらいになってしまうのではないでしょうか。

また、捨てられないものの一つに、古い仕事の図面や資料があります。
こちらはスキャナーでデジタル化して保存しようと思います。

最近ではスキャナーも安くなりましたし、オートシードタイプのものを使うと、一瞬にして情報を取り込むことが可能になり、同時にPDF化も可能になります。

写真も同じようにデジタル化をしようと思っています。
デジタル化をすることにより、情報の検索もしやすくなるはずです。

手元にある資料を見るのは非常にわかりやすいのですが、その資料を探し出してくるのが大変なので、デジタル化によるメリットを活かし、デジタル化により見にくくなることに対しては、マルチモニターなどで対応済みなので何とかなると思っています。

今は、アナログ時代とデジタル時代のハザマにいます。
その整理を一気にしてしまい、新年からは新たな気分で仕事を始めたいと思いますが、毎年のように、気持ちだけが先行して、あまり進まないのだろうなと思ったりします。

でも、始めることが重要です。
新年が明けて、見違えるような事務所の姿に社員さんが驚くような感じにしてみたいと思っています。 



Posted by 三和総合設計 at 07:42│Comments(0)
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