2006年05月13日

床断熱材

今日はあいにくのお天気で、気温が低く、肌寒い一日でした。

今週の現場は天気の良い日は外部、悪い日は内部の施工が進められました。



今日は床断熱材の確認へ行ってきました。

断熱材の施工というのはとても重要で、床・壁・天井を途切れなく敷き詰めなくてはならず、細心の注意を払わなければなりません。
隙間ができてしまえば、せっかく断熱材を施工しても隙間から外気が伝わってきてしまい、意味がなくなってしまうのです。



床の断熱材はボードタイプを使っていて、これを根太と根太の間に敷き詰めます。

ここにも工夫があって、将来木が痩せたりして断熱材が下に落ちてしまうのを防ぐ為に、断熱材を敷く前に根太にピンを取り付けて、その上に断熱材を敷き詰めています。



要チェックなのが、忘れがちな部屋と部屋の間の間仕切壁部分です。ここを忘れてしまうと床下から外気が間仕切壁を通じて部屋内に上がってきてしまいます。
一つ一つ断熱材を採寸してカットしていくのは手間のかかる作業ですが、これによって格段に住宅の断熱性が上がり、より快適な生活が送れるようになるのです。

この現場では断熱材の施工に入る前に、親方が現場で断熱材の講習会を開き、若い大工さんにも断熱材の考え方やその意味を説明をされたそうです。

ただ単に断熱材を敷設するという作業をするのではなく、意味を分かっての作業だからこそ、細心の注意を払えるのだと思います。その効果あって現場ではきっちり断熱材が施工されていました



Posted by 三和総合設計 at 18:24│Comments(0)
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