
2006年05月26日
教員免許更新
教員免許更新制が実施され、現職職員にも適応される方向だそうです。
教員に関しては、指導力不足の教員の問題がいつもあげられますが、こんな更新制度ではどうにもならないでしょうね。
10年間の免許有効期間に関し、大学などで子どもとのコミュニケーションなどの実践的な講義を20〜30時間受けて終了すれば更新されるというものです。
この更新制度でほんの少しは問題教員が排除することも可能かもしれませんが、まともな先生にとっては迷惑な話でしょうね。本当のあるべき教育の姿やあり方は大学の講義ではなく現場で得られるものです。大学で学んだりする内容は、実践的な内容をより高度なものにするためには有効ですが、免許の更新といったやり方ではよほどひどい人を排除することはできても、講習内容を活かすことは非常に難しく、そこにかかる手間と経費を考えると非常にばかげた内容ではないかと思います。
こういう講習を行なう社団法人など天下り機関が喜ぶだけではないでしょうか。
建築士にも免許の更新という制度があります。
あの耐震偽造に関わった建築士たちも必ず免許の更新は受けていると思いますし、免許を持たないものでも名義を借りて業務を行なったりもしています。
要は、本当に問題な行動をしない、させないという社会を作るしかないのです。
耐震偽造建築士の行動も法律を逸脱した場合は問題として扱われますが、法律ぎりぎりの設計(耐震的には法律で許される最低基準)をすることで喜ぶ業者やそれの建物を買ってお得感を持っている住まい手がいるのです。
社会にとって必要な建物とはどういうものかという問題を突き詰めない限り、免許の更新や講習会の実施などを行なっても天下り機関が喜び、まじめな建築士が迷惑するだけです。
教育の世界でも同じでしょう。
学校に求められる教育とはどんなものでしょう。
塾のように進学指導ばかり期待する人も多いのではないでしょうか。
教職者に仕事に意欲を持てるような現場でしょうか。
教員の方々に話を聞くと、親御さんたちとの調整が大変なようです。教育をお願いする側の問題が教育現場の問題として現れてきている部分は大きいのではないでしょうか。
根本的な問題解決には免許や法律はたいした力にはなりません。
それよりも本当に問題を解決しようとする意欲が大切です。それも教育委員会のようなところで。
その教育委員会やり方に対してはあまり評判は良くないようですが。
教員に関しては、指導力不足の教員の問題がいつもあげられますが、こんな更新制度ではどうにもならないでしょうね。
10年間の免許有効期間に関し、大学などで子どもとのコミュニケーションなどの実践的な講義を20〜30時間受けて終了すれば更新されるというものです。
この更新制度でほんの少しは問題教員が排除することも可能かもしれませんが、まともな先生にとっては迷惑な話でしょうね。本当のあるべき教育の姿やあり方は大学の講義ではなく現場で得られるものです。大学で学んだりする内容は、実践的な内容をより高度なものにするためには有効ですが、免許の更新といったやり方ではよほどひどい人を排除することはできても、講習内容を活かすことは非常に難しく、そこにかかる手間と経費を考えると非常にばかげた内容ではないかと思います。
こういう講習を行なう社団法人など天下り機関が喜ぶだけではないでしょうか。
建築士にも免許の更新という制度があります。
あの耐震偽造に関わった建築士たちも必ず免許の更新は受けていると思いますし、免許を持たないものでも名義を借りて業務を行なったりもしています。
要は、本当に問題な行動をしない、させないという社会を作るしかないのです。
耐震偽造建築士の行動も法律を逸脱した場合は問題として扱われますが、法律ぎりぎりの設計(耐震的には法律で許される最低基準)をすることで喜ぶ業者やそれの建物を買ってお得感を持っている住まい手がいるのです。
社会にとって必要な建物とはどういうものかという問題を突き詰めない限り、免許の更新や講習会の実施などを行なっても天下り機関が喜び、まじめな建築士が迷惑するだけです。
教育の世界でも同じでしょう。
学校に求められる教育とはどんなものでしょう。
塾のように進学指導ばかり期待する人も多いのではないでしょうか。
教職者に仕事に意欲を持てるような現場でしょうか。
教員の方々に話を聞くと、親御さんたちとの調整が大変なようです。教育をお願いする側の問題が教育現場の問題として現れてきている部分は大きいのではないでしょうか。
根本的な問題解決には免許や法律はたいした力にはなりません。
それよりも本当に問題を解決しようとする意欲が大切です。それも教育委員会のようなところで。
その教育委員会やり方に対してはあまり評判は良くないようですが。
Posted by 三和総合設計 at 06:48│Comments(0)