三和総合設計　木の住まいブログ

リクルートが発行している海外旅行情報誌ＡＢ−ＲＯＡＤが９月発売の１０月号で休刊されるそうです。

旅行といえば昔は旅行代理店に出向いて相談して宿探しなどをするのが一般的でしたが、特に海外旅行を中心に安い旅行パックなどを雑誌で探して出かけるというのが何年か前までのパターンでした。
その情報源となる雑誌が今回休刊するのはやはりインターネット情報との関係ということになります。
インターネットでの予約は今では当たり前になってきました。ただ予約するだけなら旅行先の情報などが少なくて不安ですが、旅行先の情報もさまざまなものがＨＰで紹介されるようになりました。そう考えると今回の休刊はやむを得ないのかもしれません。

三和総合設計もインターネットＨＰを見て依頼していただく方がかなり多いです。
インターネット受注というとさぞかし全国からの発注があるだろうと思われる方もおられるでしょうけれど、実はほとんど車で１時間ぐらいまでの地域ばかりです。
手づくりおもちゃのほうは、全国から発注を受けていますが、住宅設計ということになるとやはり「顔の見える関係」が大切なのですね。
住まい手の方ととことん話ができるということが大事ですし、現場にも監理で何度も出かけることが大事ですし、当然のことなのでしょうね。依頼者が遠い場合、メールだけではなく、skypeなどといった手段もありますので、すごく便利な時代になったものですが。

旅行についても同じだと思います。
自分で情報を得て、自分で予約し、それ自体を楽しむことも一つですが、プロの旅行代理店を頼り、緻密な計画を立てて出発するというのも良いものではないでしょうか。
旅行代理店の営業さんも、一般の人ではわからない突っ込んだ情報や自分の体験した思いを元に専門家としてアドバイスしていただけるとありがたいなあと思ったりします。

これからの世の中は二極化するのでしょうね。
情報を自分で探して自分で何でも行なう。もう一つは、専門家を頼りにとことん優れものを求める。
中途半端なものは存在しない世の中になるのでしょうか。