2008年03月03日

平家物語

先週の土曜日に「平家物語」を買ってきました。

とは言ってもマンガ版。
私の好きな「故横山光輝氏」の書いたものです。
マンガ好きの方はご存知だと思いますが、横山光輝氏は少し前になくなられました。
横山光輝氏のマンガは初期のものを除きほとんど読んだと思っていましたが、中公文庫のマンガ日本の古典で書かれている「平家物語」を見つけたのです。

平家物語は、貴族政治から武士の社会に移る時期の平家の話を書いたものです。
話の中には平清盛、木曾義仲、源頼朝、源義経などが出てきますが、これらの歴史上の人物は年代別に大きな出来事でしか頭に残っていなかったのですが、それぞれの人物の行動がやっとつながりました。

特に木曾義仲は、大津市の膳所に義仲寺があることで大津市民には名前を知られていますが、その行動を知っている人はどれぐらいいるのでしょう。
このマンガの中ではあまり好人物のようには書かれていませんでした。

中学校や高校で習う「日本史」。
最大の問題は範囲が広すぎて、習う内容が単発的です。
全体が理解されないまま、単発的に年号と起こった事柄だけが頭の中に叩き込まれようとします。
覚えることが中心の教育の中で、もう詰め込むことは出来ない状態です。

マンガ日本の古典を教科書に使ってみてはいかがでしょうか。
3冊読むのに人にも寄りますが1時間もあれば充分なのではないでしょうか。
もちろん史実との違いが無いか十分なチェックが必要だと思いますが、今の日本史の勉強より格段に楽しく有意義なものになるのではないかと思います。

ところで、平家物語。
「諸行無常」「盛者必衰」などの史実は、今の世の中に活かされているのでしょうか。 



Posted by 三和総合設計 at 07:50│Comments(0)
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