2008年07月26日

歩くこと

最近、自分の体調管理と愛犬「壱」のダイエットのために、朝から約30分ぐらいの散歩をしています。

歩いて散歩することの良いところは、どこへでもいけること。つながっている限り、田んぼのあぜ道であっても、河川の擁壁の上でもどこへでも行くことができます。
もう一つの利点はというと、いつでも止まることができること。ここはいいところだな、これなんだろうと思ったらいつでも止まることが可能です。
最近の技術と組み合わせれば、デジカメでしゃきっと写真を撮って、後からいろいろ調べたり、物事に深くかかわることが可能になります。

それに比べて車で走ると、目的地には早く到着するが、途中の細かい景色には気を配ることはできないし、もちろんゆっくり止まるということも難しいですね。

歩いてうろうろすると距離は伸びませんが、近くの風景と濃い付き合いが可能になります。

一方、車を運転する人にアピールするための看板は巨大でしかも繊細でない。
色使いもけばけばしく、景観を悪くしています。

これからの社会は循環型社会と言われています。
歩くこと、自転車に乗ること、公共交通に乗ることを基本とした社会作りが必要になると思いますが、これは行政が一定コントロールしないと実現は難しいです。

個々がいくらそういう生活をしたいと思っても、社会全体の仕組みが車を利用した仕組みになっている以上、転換はかなり難しいですね。

月や火星にロケットが行く時代ですが、近くの海底のこと、自然のことなど分かっていないことはたくさんあります。
日本の良いところをあまり訪れずに、海外の有名観光地に出かけたりする。

そんなことを少し減らして、自分の身の回りに気を配ることができる社会に戻さなければなりませんね。

そうすると今まで面白くなかったものが面白いと感じたり、面白いと思っていたことが、なんてことはないことだったり、視点が変わるといろいろなことが見えてくるものです。

とりあえず、社会を変える事が大事だと思います。
地産地消を実現するために、地元で働きましょう。
自分の子どもは遠くにやらない。地元に良い学校が無いなら、一時的には別のところに修行に出すが、修行が終わったら手元に戻す。
そんな感覚が無ければいけないと思います。

もちろん子どもにも選択の自由があるのですが、子どもたちが地元で働くことができるように、良い街にすることを求め、良い学校をつくることを求め、良い会社を作ることを求め、そういったことに関し、県民、市民は協力をしていかなければなりません。


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