2011年06月30日

サラリーマンのお小遣い

今朝のテレビ報道によると、サラリーマンのお小遣いはどんどん下がって、バブル期の半分以下になったそうです。サラリーマンのお小遣い

毎月のお小遣いの平均額は36500円程度だそうです。
しかもその額がお小遣いと言えるかどうか。
昼食代も含んでいるようです。
サラリーマンは昼飯を食べることも遊行費から出さなければならないのか。

物価が昔と変わっている中で、お小遣いの額がかなり昔と変わらない額。
そりゃ苦しいのかもしれませんが、昼食代なんかはここ数年、どんどん下がっていますね。

家計全体で考えると、もちろん物価があがったことも苦しい原因ですが、何よりもお金を使わなければならないことが増えたのではないかと思います。
電化製品にしてもなんにしても、同じ機能ならすごく値段が下がったと思います。

でも、エアコンは一家に何台もつけたり、パソコンも家族一人ひとりに必要であったり、携帯電話も個々に持っていたり。
必要な量が増えたのだと思います。

社会全体がそんな仕組みになってしまった。
自分だけ携帯電話を持たないわけにはいかない。
物を数売って成り立つ経済の仕組みがこんな社会にしてしまったのだと思います。

サラリーマンのお小遣い問題を解決する方法。
以前にも言いましたが、子どもを塾に通わさないこと。
もちろんその世代の子どもがいる家庭に限られますが、すごくお金が浮いてくるでしょう。

子どもにお金を使わないからといって、子どもをないがしろにしようということではありません。
子どもを塾にやるような社会をやめるということです。
子どもが学校の授業についていけないとかわいそうだからとか、少しでも良い大学に入って良い会社に勤めさせたいからとか。

そんな社会はまもなく終わるでしょう。
子どもの数はぐんと減り、大学も苦労せず入ることができるようになります。
企業も学歴を大事にするよりも、個々の能力を見るようになるでしょう。

じゃあどうやってそれを実現するか。
そこが難しいところです。
自分の子どもだけ塾に行かないで遅れるのはいやだと考えるのはあたりまえのことですね。

だからもう一度皆で考えることです。
塾などの関係の人たちの宣伝に惑わされること無く、本当の教育は何なのかをしっかり考えることです。

特に学校関係に勤めている先生達の責任は大きいと思います。
塾で自分達が教えられないことをやってもらえるから良いなんて考えてもらっては困ります。

本当に何が将来のためになるのか。
それを教えてやってもらいたいと思います。

サラリーマンと言えば、家庭に生活の糧になる給料を持って帰る人。
その人のお小遣い(夕食なども含む)などを削るより、他にいろいろな方法があることを皆で考え、楽しく生活できる社会にしたいものです。


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