2013年07月01日
富士山の山開きに思う
世界遺産に登録された富士山の山開きが今日行われたようです。
日本の象徴とも言える富士山が世界遺産に登録され、良かったですね。
また、周辺の三保の松原も同時に登録されました。
景観という財産は、単体では存在しないことが認められたようです。
遠景がこんなに綺麗な富士山でも、ゴミ問題がひどいようです。
ゴミの問題があるから、世界遺産の登録は無理なんじゃないかという話もあったようですね。
この機会に景観というものをもう一度考えて欲しいと思います。
遠くから見て綺麗でも、近くに入るとゴミの山では意味がないですね。
美しいということは誰が見てもそうであるようになって欲しいですね。
富士山ではないですが、近隣の山も同じことが言えます。
山肌が土砂の採取で緑じゃなくなっているのは誰が見ても美しくないことが解ります。
でも、そうじゃなく綺麗な緑の山に見えていても、中に入ると木々はやせ細り、いつしたの土砂が流出してもおかしくないような山が多くなってきています。
特に大津市の中部の山々は、木材として利用されることもなく、薪炭としても利用されることがなくなり、目で見るよりも荒れています。
しかも、鹿の異常増殖により、下草も食い尽くされていることをみなさんご存知でしょうか。
知床や白神山地のように、人が長いあいだ全く入らなかった森林は別として、日本の居住地に近い里山は人が入ってこそ、うまく活用してこそ自然が守られていきます。
富士山が世界遺産に登録されて、脚光を浴びることになりました。
それに対して近くの里山は、里山好きの人たちが一部の地域を保全しているものの、荒れているところがほとんどだと言えます。
観光で活きる山もあれば、人々の生活に役立つ山もある。
日本の貴重な資源でもあり、環境を守ってくれる山に対し、もう一度正当な評価をするようにしなければなりません。
日本のほとんどの山は、他の産業のように直接お金を生み出してくれることはなくなってしまいました。
しかし、環境、及び木材を使って住まい人たちに安らぎと潤いと長い目で見て耐久性により経済的な利益をもたらしてくれます。
世界遺産に喜ぶミーハーな日本人と言われないよう、本当に山の多様的な意味を考えて行かなければなりませんね。
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三和総合設計は、Forward to 1985運動に賛同しています。

日本の象徴とも言える富士山が世界遺産に登録され、良かったですね。
また、周辺の三保の松原も同時に登録されました。
景観という財産は、単体では存在しないことが認められたようです。
遠景がこんなに綺麗な富士山でも、ゴミ問題がひどいようです。
ゴミの問題があるから、世界遺産の登録は無理なんじゃないかという話もあったようですね。
この機会に景観というものをもう一度考えて欲しいと思います。
遠くから見て綺麗でも、近くに入るとゴミの山では意味がないですね。
美しいということは誰が見てもそうであるようになって欲しいですね。
富士山ではないですが、近隣の山も同じことが言えます。
山肌が土砂の採取で緑じゃなくなっているのは誰が見ても美しくないことが解ります。
でも、そうじゃなく綺麗な緑の山に見えていても、中に入ると木々はやせ細り、いつしたの土砂が流出してもおかしくないような山が多くなってきています。
特に大津市の中部の山々は、木材として利用されることもなく、薪炭としても利用されることがなくなり、目で見るよりも荒れています。
しかも、鹿の異常増殖により、下草も食い尽くされていることをみなさんご存知でしょうか。
知床や白神山地のように、人が長いあいだ全く入らなかった森林は別として、日本の居住地に近い里山は人が入ってこそ、うまく活用してこそ自然が守られていきます。
富士山が世界遺産に登録されて、脚光を浴びることになりました。
それに対して近くの里山は、里山好きの人たちが一部の地域を保全しているものの、荒れているところがほとんどだと言えます。
観光で活きる山もあれば、人々の生活に役立つ山もある。
日本の貴重な資源でもあり、環境を守ってくれる山に対し、もう一度正当な評価をするようにしなければなりません。
日本のほとんどの山は、他の産業のように直接お金を生み出してくれることはなくなってしまいました。
しかし、環境、及び木材を使って住まい人たちに安らぎと潤いと長い目で見て耐久性により経済的な利益をもたらしてくれます。
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Posted by 三和総合設計 at 08:20│Comments(0)
│変だぞ!今の住まいづくり(正)