2009年01月28日

食料自給率

今朝のテレビニュースで、日本の食料自給率の話が報道されていました。食料自給率

日本の食料自給率は40%程度。
統計の取り方によってこの数字はかなり変わってくると思いますが、街でインタビューしたところ、80%と答える人もあれば、10%ぐらいという人もある。
食料自給率に関心がないのか、それともおかしな答えをする人だけを集めて報道したのか。そのあたりはわかりませんが、食料自給率は国にとって大切なことですね。

世界に食料を頼り、電化製品や自動車を売りまくる。
こんなやり方はいつかは限界が来ますし、世界的に食料の不作が起こったら大変なことになります。
食料だけではないのですが、特に食料は自国で作れるようにならなければなりません。

木材にしても食料にしてもそうですが、自国で作れるものをあえて安さを求めて輸入する。
このやり方を考え直さなければなりません。

もともと輸出入なんて、自国に生産できないものを取引するものだったと思うのですが、最近では為替の差益や国同士の貧富の差を利用して金儲けをしようとする人たちによって動かされてしまっています。

少しぐらい高くても自国で作れるものは自国でつくり、消費する。
これが基本だという仕組みに戻さなければなりません。

ところで、外国から入ってくる食料を主に使っているのは誰でしょう。
もちろん、家庭でもそこそこ輸入食材を使っていると思いますが、主に利用しているのは外食産業ではないでしょうか。
テレビ番組ではそんな話は出ませんでしたが、日本の食糧自給率を上げようとするならば、外食産業に国産の食材を使うことを求めていかなければならないと思います。

家庭では国産の食材を使うことを心がけている人はかなり多いのではないでしょうか。
そう考えると、自給率をアップさせるには外食産業に求めることが重要になります。
もともとお金儲けのためにやっているのですから、あえて高い食材を使うことを積極的にするとは思えませんので、国産の食材を使うと何かメリットがあるように制度を作らなければなりませんね。

2兆円のバラまきをするより、将来のことを考えた政策にお金を使っていただければよいのですが。。。

誰しも国産のものが良いと考える。
でもお金が。。。。こんなことは木材にも共通していることなのですが、こういったことをうまく乗り切る方法はないのでしょうか。

税金は富の再配分といわれています。
本当は良いことなのだけれど、金銭的なことを考えるとそうもいかない。
こんなことにうまく税金を使っていただきたいと思います。


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