2008年12月29日
死刑判決の減少

犯罪の実態を思い起こしてみると、どちらかといえば凶悪な事件が多いように思えますが、2003年をピークに減少しているようです。
逆に死刑の執行は2ヶ月に一回のペースで行なわれ、世界的に死刑廃止国が増える中で日本に対して執行停止を求める声が強まっているそうです。
人を裁くことは難しいですね。
死刑を廃止している国は世界の3分の2に及ぶそうですが、残虐な事件で被害を受けた身内の方々にとって死刑以外に納得できる刑はあるのでしょうか。
結局、死刑をしなくても良いような社会を作るしかないのですね。
そんなことが可能かということになると思いますが、それを目指さないといつまでも同じことです。
他に方法がないから仕方がない。
こういう言葉はあちこちで使われていますね。
しかし、この言葉を発する限り前進はないのです。
ゆがんだ社会ができるのにもそれなりの理由があります。
強いものが自分たちの都合の良いルールを作る。
自分たちだけに都合の良いルールであれば、多くの人々から不満が出る。
そこで、世の中の多くの人を巻き込みながらも自分たちに都合の良いように裏から手を回す。
こんなことがいつも行なわれているのですね。
巧妙に行なわれるから、多くの人から不満が出ることはない。
でも、いつの間にかちゃんとした考え方は排除され、けったいな社会になり、大きく不満を高めた人たちが凶悪な事件を起こしたりします。
いつまでたっても犯罪はなくならないでしょう。
でも、犯罪がなくなる平和で本当に平等な社会を目指していくしかありません。
次の世代の人たちが余りにかわいそう過ぎますね。
このままでは、戦争に行かされた時代の人たちに変わらないぐらいつらい思いをさせるのではないでしょうか。
死刑が良いか悪いかよりも、死刑をしなくても良い社会づくり。
これを国民みんなで目指したいですね。
Posted by 三和総合設計 at 05:24│Comments(0)
│変だぞ!今の住まいづくり(正)