› 三和総合設計 木の住まいブログ › 女性建築士のひとりごと(陽子)

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2014年10月24日

はたして安上がりになったのか・・・


ちょっと前の話になりますが・・・・
近くに住む次女から、
「庭のU字溝に蓋をしたいんやけど・・・R(孫)が踏み外して落っこちるし危ないねん。市販の溝蓋は高いし、何かいい方法ない?」
と相談を受けました。

そしたら、主人が、「木でつくったらええやん。」と。

ということで、じーちゃんは孫のためにせっせと溝蓋つくり。
(忙しい時だったように思うけど・・・kao08
ちょうど娘の家の雨戸をつくった端材があったので・・・・それを使うことで材料費を浮かす。

孫のとーちゃんは塗装職人さん。
じーちゃんがつくった溝蓋ができるだけ長持ちするようにとーちゃんが塗装。

はい!できあがり!




芝生の片隅に桧の溝蓋。
なんとなーくいい感じiconN36

でも・・・
材料費は浮いたとは言え、手間賃考えたら、安上がりになったのかどうか・・・・。

それでもなんと言っても雰囲気がいいし、自分たちで作れるってことがやっぱりいいなぁーと思うのですが、どうでしょうか?
いずれ孫が落っこちる心配がなくなる頃には、石窯のたき木にすればいいしね。



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Posted by 三和総合設計 at 12:09Comments(0)女性建築士のひとりごと(陽子)

2014年09月25日

生まれ変わった住まいと薪ストーブと・・・・


今日は突然雨が降ってきたり、晴れたり変なお天気です。
台風の影響か、空気が湿っぽくて重い感じ。
ここ最近は、秋のカラッっと気持ちのいい日が続いていたのにねぇ。

先日の秋分の日、この春に完成した大リフォームのお住まいを訪問してきました。
朝晩ちょっとひんやりしてきたので、そろそろ薪ストーブのレクチャーを受けていただこうと連絡させていただいたら、一度お食事でもどうでしょうかとお誘いを受け、この夏は、どんな感じだったかなーといろいろ感想もお聞きしたくて、いそいそと出掛けてきました。

できたてのほやほやの時には無かった暮らしの空気感がしっくりなじんでいい感じ。
暮らしの中に住まいがじんわり溶け込んでいる感じです。

この住まいが、50年の月日を経て、生まれ変わった住まいなんて誰も信じないのでは?なんて思ったりもします。



この日は、ちょっと暑い日でしたが、練習してもらった成果を見せていただくことに。




しばらくみんなで、炎を黙って見つめていました。
燃焼効率がいいので、煙突から出る煙もほとんどありません。
こんな日にストーブを焚いたら、汗だくになるのでは?と思いましたが、そうでもなくって・・・
(窓は開け放していましたが)
心地よい暑さって言ったらいいのかな?そんな感じでした。
どちらかというと、木の炎は、心をあったかくしてくれる感じ。
みんなで、火を見て暮らすっていいねぇと話していました。

この夏は、暑さがましだったこともありますが、クーラーをほとんど使わず過ごせたご様子。
風通しもよいし、深い屋根のおかげで、雨でも窓を開けておけたので、とても心地よかったとのお話。

建物を持ち上げて基礎工事をしたりと、大変だった工事中の話も今は笑い話。
苦労して頑張っていただいたおかげで、また時間を紡げる住まいになりました。

さて、これからは、またお楽しみな季節がやってきます。
炎のある暮らし・・・・いいなぁ。

コチラは完成時の写真






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Posted by 三和総合設計 at 13:12Comments(0)女性建築士のひとりごと(陽子)

2014年09月10日

夏から秋へいろいろ


昼間はまだ少し蒸し暑さが残っていますが、朝晩はかなり涼しくなってきましたね。
長雨が続き、やっと見られるようになった青空にはうろこ雲。
夜空も澄んで、昨晩のお月様もとてもきれいでした。
いつのまにか季節は秋へと進んでいるようです。

我が家のちっちゃな畑の実りは、なんちゃって菜園と名づけているようにええ加減な感じなのと不安定なお天気で、今年の夏はだめかも?と思っていましたが・・・・
なんのなんの
うっそうと茂ったプチトマトは嫌というほど実り、それに負けじとつるをのばすカボチャにマクワ。
その隙間にけなげに育っているナスにピーマン。
そして、ブドウ、イチジク、ゴーヤと結構収穫がありました。



ブドウもマクワもカボチャも甘くて美味しかった。。。。
ええ加減でもいい具合に育ってくれて・・・自然の恵みに感謝です。

あとは、10月に収穫を待つキウイ。
今のところ熟成中。

楽しみです。

仕事の方も暑い夏に頑張っていたことが、少しずつ前に進んでいます。
びわ湖材を使った木造の福祉施設の地鎮祭が昨日ありました。

木の香る空間で、利用者さんが心地よく過ごしてくださるといいなぁと思います。


そして、次もびわ湖材をつかった住まい。
設計協力をさせていただきました。
省エネ性や耐震性に配慮した長期優良住宅の木の家です。
その住まいの完成見学が、今月の21日に開催されます。

(クリックして大きくして見てください。)
よかったら、見学にお越しください。

夏から秋へ季節の移り変わりとともに暮らしも仕事もいろいろ移り変わっていきます。
頑張っていかなくちゃ~!

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Posted by 三和総合設計 at 12:32Comments(0)女性建築士のひとりごと(陽子)

2014年08月15日

お盆と終戦

お盆ですね。我が家のお盆行事は、昨日に夫婦両方のご先祖様のお参りを終えてひと段落。明日お見送りのお墓参りを済ませたら、今年のお盆は終わります。
主人と私の実家では、宗派が違うので、ちょこっとずつお盆のお参りの仕方が違います。
主人の方の浄土宗はちょっぴり大変・・・・。
でもご先祖様あっての今・・・・ちゃんとやることやって、感謝しなければと思います。

そして、今日は終戦の日。
69年目の夏。
だんだん遠くなる戦争の傷み。
私が生まれた時は、まだ戦後14年。
たぶん遠い昔の話ではなかったのだろうと思います。
発展に邁進する世の中で育ってはいますが、ことあるごとに戦争の生々しい傷みに接することはあったように思います。
でも私たちの子供はもちろん、孫たちにとっては、本当に遠い、遠い昔の話。

今朝の新聞に、こんな記事がありました。
密林でこんな占いがささやかれた。
立てる人間寿命30日。起きられない者、1週間。寝たまま小便、3日。もの言わぬ者、2日。まばたきしなくなったもの―明日。
開戦の翌年、ガナルカナル島に3万人の兵士が送られたそうです。机上の作戦を優先し、食料の補給も現地調達のめどもなく、2万人超えの人が亡くなり、そのうち1万5千人の人が餓死・病死だったそうです。
その島で兵士が綴った日記には、背のうの食料は尽き、もう食べる草もない。ゴロゴロと転がる仲間の遺体にハエがたかる。と書かれていたそうです。

まだ開戦間もない時に、こんな悲惨な状況があったのにも関わらず、この教訓が生かされずに同じような失敗が敗戦まで繰り返された。
ある歴史家の話では、戦死した人の6割強が餓死だとか。
多くの若者を死なせたのは、敵の弾だけではなかったと書かれています。

私たちの世代が、生まれてから今までずっと戦争を経験せずに生きてこられたのは、多くの犠牲があったから。
食べることに困ることなく生きてこられたのは、多くの苦しみがあったから。
本当に心から感謝しなくてはいけないと思います。

開戦の時の大きな犠牲のの元にわかった教訓さえ、生かせず、繰り返された事実。
その実権を握っていた人は誰?
過去の過ちを二度と繰り返さないと誓ったのに怪しげな方向に向かっている事実。
みんなが願ってない方向へ導いているのは誰?
一度戦争になってしまえば、多くの命はこの人たちに命を預けることになるのです。
自分の生きたいという意思とは関係なく。

改めて戦争で失われた命にしっかり向き合って、大きな過ちを二度と起こさないように考えないといけないと思います。

お盆は、祖先に思いを馳せるだけでなく、戦争で犠牲になった多くの命にもちゃんと向き合わなくてはいけませんよね。


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Posted by 三和総合設計 at 13:57Comments(0)女性建築士のひとりごと(陽子)

2014年08月03日

花子とアン


暑い日が続きますね。
今日は曇り空。突き刺さるような陽射しからは解放されて、窓から入ってくる風もちょっとだけ心地よい感じです。
でもセミは朝早くからミンミン騒がしく鳴いています。
やっぱり夏だ・・・・(笑)

めったに見ないNHKの朝ドラ。
めずらしく、今放送されている「花子とアン」には、ちょっとだけ入れ込んでいます。

きっかけは、偶然、何気なく見た最初の頃の放送に、自分の小さな頃と祖母の思い出に重なることが結構ありまして・・・・
気になって見入ったまま、今の朝のスケジュールにしっかりと入ってしまっています。
気になって原作本も一気に読みました。
原作とドラマでは違う部分、いやかなり違い、いつもなら原作と違うと「ちっ!おもろない・・・」と見なくなるのですが、これだけドラマスティックにする脚本家もすごいなーとすごく尊敬してしまうところもあり、見入っております。

今は、マンガとたまーに建築関連の本以外は、ほとんど本を読まない暮らしとなっている私。
これでも小さな頃は、三度の飯より読書!っていう感じで本を読むことが大好きな子でした。
本を好きなだけ買えるような環境でもなかったので、高学年になった頃には、無料で本を好きなだけ読める図書館は、夢のような場所に思っていたし、母に内緒でそろばん塾さぼって本屋に長時間立ち読みタイムを楽しんでいたこともしばしば。
(今は地域それぞれに小さいながらも図書館がありますが、その頃私の住む町に図書館が出来たのは、確か小六になってやっとだったような・・・)

そんな私が新しい本を手にできるのは、祖母からプレゼントされる本。
毎年、誕生日とクリスマスには祖母が選んでくれた本が手元に。
読書本ではないのですが、幼稚園から中学生になるまで、毎月出る幼稚園、小学○年生の雑誌を定期購読してくれていて、月初めには必ずおばあちゃんの家までもらいに行っていました。
本を手にしたら、夢中で読んでいました。
一旦、本の世界に入れば頭の中はそれでいっぱいに。
マッチ売りの少女を何回も読んで、自分にもそのマッチがあれば・・・なんて本気で思ったり。
チルチルミチルのようにどうにかしてお菓子の家にたどりつけないか・・・なんて思ったり。
本の中の空想の世界は、夢がいっぱい広がる感じで、どっぷりつかっていたんだなーと思います。
大人になったら、自分の家に洋館にあるような書庫を設け、本の中で暮らしたい。
家を図書館にしてもいいなーなんて夢ももっていたような・・・・

そんな自分の子供時代が、ドラマの中の花子の小さな頃に重なる部分があって、魅かれ始めたのです。
違うのはその後の本へののめり込みの度合い。
あっさり、俗世間の波にどっぷりつかった私とは大違い(笑)
かろうじて続きている本との縁は、マンガだけface03
当然、歩む人生も違いますよね(ははは・・・)

祖母との思い出は・・・
明治の終わりごろに生まれた祖母。
大勢の兄弟の十番目に生まれた祖母。十生子(とせこ)という名前の由来を聞いたときにそう言っていたと思います。
でもおばあちゃんは、ひとりっ子。子供のいない家に養女に出されたようです。
たぶんその頃は裕福な方の家だったのでしょうね。
おばあちゃんは、女学校に通っていました。
その頃のオモシロ話を聞かせてくれたこともあります。
そんなおばあちゃんも本が大好き女学生だったのでしょうね。
80歳越えても本棚には新しい本がいくつも並んでいました。
新聞の読者欄にも結構投稿していたようです。
書くことも大好きだったみたいです。
いとこの夏休みの宿題の読書感想文を変わりに書いた文章が、昔の仮名使いで書いていたで、すぐに先生にバレていとこが怒られたといったエピソードも。(そのまんま提出したいとこがアホですがkao08
そう言えば、お葬式のときにどなたかが、「おばあちゃんは、小説家になりたかったみたいやで」と話していました。

そんな祖母ですから、初孫の私が本が好きみたいとなったら、ここぞとばかりに期待が膨らんだのかもしれません。
(子供の叔父叔母に本好きは見当たりませんし・・・)
普通なら、おばあちゃんの思い出というとおばあちゃんの味なのでしょうが、私にはおばあちゃんの味の思い出は無くて、おばあちゃんの本です。女学校に通っていたお嬢様だったので、たぶん料理や家事は苦手だったのだと思います。
おああちゃん家で食べたもので思い出すのは、店屋物のきつねうどんくらい。。。。(笑)

話は戻して・・・。

今回の連続ドラマを見入るきっかけは、こんな感じで、児童文学、女学校、そして貧乏・・・と魅かれるスイッチがいろいろとはまったドラマだったのです。

ちなみに読書好きだった私ですが、赤毛のアンは読んでないというとんでもない読書好きface08
へそ曲がりなので、人気作品には目をくれず、マイナーな本を読みあさっていたみたいです。
村岡花子さんの翻訳の本で読んだものってないかな?って調べてみたら、「少女パレアナ」っていうのを見つけました。
誰も知らんって?(笑)

いろいろ思うこともあって、昔のように児童文学の世界へちょっと興味がわいてきました。
今さらですが、赤毛のアンを読んでみようかな。
ほんまに今さらやけど。


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Posted by 三和総合設計 at 12:04Comments(0)女性建築士のひとりごと(陽子)

2014年07月20日

手織りの里 金剛苑

蒸し暑い日が続きますね。昨日はすごい雷と雨。そろそろ梅雨明けでしょうか。

先週末、木考塾の今年度最初の勉強会を開催しました。
開催場所は愛荘町の金剛苑というところ。
http://www16.ocn.ne.jp/~kongouen/

初めて訪れたのですが、とても雰囲気のいいところでした。



会場は昔の木造校舎を移築したもの。
思いのほか大勢の参加申込があり、2階の大広間をお借りしました。

暑い最中、こんなに大勢でエアコンなしで大丈夫か!?と心配しましたが、なんと言っても木立の中の立地、風通しのよい間取り。その上に曇り空も手伝ってくれて、扇風機だけで過ごせました。


木考塾はいいですよ~。みんな会員になってね~。と代表のご挨拶kao_13

お話は、オークビレッジの上野さんのお話。
木と自然素材でつくる住まいの魅力をたっぷりお聞きすることができました。
みんな刺激になったようです。

この会場の金剛苑には、他にもいろいろな建物が点在しています。
手織り機がならんだ工房や、藍染めの甕・・・・
昔の織り道具が並んだ資料館
茅葺の民家





織りや染めに興味ある私はワクワク。
じっくり見てみたかったのですが、今回は許される時間がちょっとだったので、ササーっとひとまわりするだけでした。
残念icon11

今までこんな場所があるなんてまったく知らなかった・・・・
長年住んでいる場所ですが、まだまだ知らない場所がたくさんあるのでしょうね。




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Posted by 三和総合設計 at 06:30Comments(0)女性建築士のひとりごと(陽子)

2014年07月05日

飛び出しおばあちゃん?


少しだけ梅雨らしいお天気。
異常に雨が降ったりして大変な思いをされている地域もあるようですが、こちらではどちらかというと雨が少なくて、夏場の琵琶湖の水が心配になるくらい。お天気だけは、バランスよくという具合にはいかないものなので自然に任せるしか仕方ないのですが、これだけ不安定だと人の心も不安定になるようで、すっきりしませんね。

社会情勢もこれからの日本がどうなっていくのか・・・不安になる一方。
誰もが望まない方向へなぜ動いていくのか。
訴え方が足らない?
もっと怒り狂わないとわかってもらえない?
そうでないとわかってもらえないこともおかしい気もするし、そんなことをしても平気で知らんぷりされそうな気もするし。

みんながやさしい気持ちで、やさしい社会にどうして向かえないのでしょうか。
おかしいことをおかしいということが、戦う姿勢でないと言えない社会はおかしい。
心がギスギスしてないと暮らしていけないなんておかしい。
本当におかしい。

話は変わりますが、義母がお世話になっているグループホームの入り口には、こんな看板があります。

飛び出し坊やではなく、飛び出しおばあちゃん。
滋賀県発祥のこの看板。
子供の事故防止に役立ち、安くできるものをっていうことが始まりだったそうです。
今ではあちこちにある飛び出し坊やは子供たちの事故防止のためのものですが、
認知症のお年寄りが暮らすこの場所にこの看板っていうのは、いろんな意味合いがあって、いろんな人のやさしい気持ちが詰まっているような気がします。
なんとも言えなくやさしくて思わず微笑んでしまいまいそうになりませんか?
道行く人がどれだけこの看板に気づいているのかわかりませんが、多くの人が気づいてくれてるといいなと思います。

高い予算をかけなくても、ちょっとした気遣いでやさしさが伝えられ、そのやさしさをちゃんと受け止められる社会であってほしいなと心から思います。
でもそれって、机上の空論とか理想論にすぎないってことでやっぱり片付けられてしまうのかな。。。。


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Posted by 三和総合設計 at 17:24Comments(0)女性建築士のひとりごと(陽子)

2014年06月28日

誕生日

昨日は長女の誕生日。
30歳です。face08
(年齢バラして怒られるかな?face03

毎年言っていますが、我が家はほとんどみんな6月生まれ。
6月7日(主人)、8日(次女の旦那さま)、17日(次女)、27日(長女)。
ちなみに孫と愛犬と私が11月生まれです。

自分や主人の誕生日は、ここ数年は年齢を自覚するたびにちょっとため息つく日。
子供たちの誕生日は、今となっては、大きくなったなーと感慨深くなるよりもまたまた自分の年齢を自覚してしまう日となりました。
唯一大きくなったなーと感慨深くなるのは孫の誕生日くらいでしょうか。。。。
まだ生まれて2年にもならないので、実感はありませんが(笑)

そんな中でも長女の誕生日は、ちょっと違う思いもあります。
私たち夫婦が、勤め人ではなく個人事務所としてスタートしたのが、長女が生まれた年。
ちょうど長女をお腹に宿したのをきっかけに主人は独立を決意。
本当なら、そんな時期に独立する?っていう感じなのですが、二人とも何の迷いもなかったし、両方の両親の反対もありませんでした。
両方の両親がサラリーマンではなく、自営業だったことが大きかったのかなーなんて思ったりもしますが。

独立って、なんやらカッコイイ感じかもしれませんが、なんのアテもツテもないところからのスタート。
自宅の一室にから始まりました。
経理のことだって、チンプンカンプンからスタート。
今から考えたら、なんの準備もなくよくスタートしたもんだと・・・・。

まっ、簡単には語りつくせないほどいろいろありましたが、なんとか今に至っております。
娘が生まれた頃には30年なんて言う年数は想像もしていませんでしたしね。
そう、あれから30年なのです。びっくりです。

娘が30歳にもなったということよりも30年この仕事を続けてきたことになんとも言えない感慨があります。
(娘よゴメン 笑)

世の中のいろんなことやプライベートなことやらで、今はまた大きな岐路に立たされている気分。
さて、これからどんな風に年を重ねていくのかな。。。。
いや、重ねていけるのかな。。。。
いろいろ考えなければならないことが多すぎて、すぐに現実逃避してしまっていますが、なんとか娘の年齢とともに今のこの仕事の年齢もうまく重ねていけたらいいのになーと思ってはいるのですが。

ちなみに昨日誕生日を迎えた娘は、高熱でダウン。
散々だったみたいです。


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Posted by 三和総合設計 at 16:04Comments(0)女性建築士のひとりごと(陽子)

2014年06月04日

すずなり♪


暑いですね~。
真夏のような気温に体がついていけてない感じです。
先日の週末は、娘と駒ヶ根まで遠出してきました。



観光だったらお天気も良くて最高!な気分になれるのですが、残念ながらお仕事。
端材工房で「くらふてぃあ杜の市」というクラフト市に出店してきたのです。
暑い中での搬入搬出はもちろん、半端ない陽射しの中での店番は、結構きつかった~。
山の上なら涼しいなんて思ったら大間違い。陽射しを直接浴びていたら、とんでもない・・・・。
お日様の力を侮ることなかれというのを痛感しました。
もちろん、木々が生い茂る森の中に行けば、快適で過ごしやすい。かなり温度差があります。
なので、合間に木陰に避難して体をクールダウンしてました。
木の偉大なる力も痛感した週末でした。

自然の力にはかないませんね。

さて、話は変わりますが、我が家のなんちゃって自然の話題へ。

ほったらかし果樹であるキウイ。
今年も花をこれでもか!っていうくらい咲き誇りました。
自然に受粉してくれるように植えた雄の苗木は、一代目も二代目も育たずで、後家さん苗木は実を結ばないまま見送ること2年ほど。。。。
ご近所さんからももったいない!って言われるし、咲き誇っている花だけを見ているのもしのびないので、今年はネットで花粉を入手。
人工的に受粉させました。
そしたら、見事に結実!
実がすずなり状態に。


なりすぎ~!(笑)
ちょっと間引きをしないと育たないよ!とアドバイスを受けつつも、こんなにあるのに~と欲張り気質も隠せなくて、間引くのを先送りしています。
さすがにそろそろやらないと・・・と思ってはいるのですが・・・。
ご近所さんも通りがかりにかなり楽しんでくださっているようで、日々成長するキウイちゃんに目を細めておられます。

事務所のほんの隙間のような植え込みでもこんなに育ってくれるなんて、本当にすごい。
ちょっと自然じゃない力も加えたけど、そこはちょっと目をつぶって・・・。

去年は植えるのが遅くて、中途半端なグリーンカーテンになったゴーヤー。
今年は早めに植えました。

こちらもちょっと見ぬ間にかなりの成長。
どこへ向かっていくのかわかならくなってきた。
早くネットをしてあげねば!

自然の力に人間がいちばんついていけてない感じ・・・・
少し気合を入れて動きますか!



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2014年05月06日

薪ストーブも省エネに


ちょっと季節はずれかも?と思いつつ、薪ストーブのお話を。

3月末に完成した大リフォームの住まいには、薪ストーブがあります。
薪の調達や火のお世話などで住まい手さんもかなり迷われていましたが、やっぱり憧れの薪ストーブの暮らしがしたい!ということで、設置することになりました。

薪ストーブを取り入れるのにあたっては、それに見合った空間も必要です。
小さなお部屋では、オーバーヒートしてしまいますし、設置場所によっては、ストーブが近くは熱くて居場所がなくなってしまったり。
熱の廻り方もよく考えないとうまく利用できません。
我が家もなんとか薪ストーブ入れたいなぁと思いましたが、家がちっちゃいので断念。
それなら事務所にと思いましたが、やっぱりいろいろな条件や予算で無理だなと断念。
有効に利用しようと思うとなかなか難しいです。

今回の住まいに取り入れたストーブは、こんな形。


薪ストーブと言えば、イメージはこんな感じでしょうが・・・・


今までの薪ストーブとは雰囲気がまったく違う感じでしょ?

薪ストーブのプロにお聞きするところによると、
ヨーロッパの方では、薪も大切な資源ということで、少ない薪で効率よく熱を得られるものに薪ストーブも進化しているそうです。
少しだけですが、蓄熱効果もあります。

住まい手さんも薪ストーブのイメージは、鋳鉄製の従来の形だったようですが、薪の消費が少なくて済むという本当の省エネが目指せるこのストーブを採用してくださいました。

自然エネルギー源のひとつとして持続可能な資源である木材を使うことは、意味あることで、薪ストーブもブームになっているようですが、
どんな資源であれ、大切に使うことを考えることはもっと重要です。
日本中に家に薪ストーブが取り入れられるようになれば(そんなことはあり得ないでしょうが)、日本の山はすぐさまハゲ山になっちゃいます。
よく考えて、有効に大切に使っていくことを考えていかないと・・・・。

スカスカの住まいで単純に木をがんがん燃やして・・・あったまったらいいや、楽しめりゃいいや。
という手もあるかもしれませんが、ほんとにそれでいいのかな?
木を燃やすだけなのだからエコだしー。電気も化石燃料使ってないし省エネ!
ほんまにそうなん?
薪ストーブライフが憧れの暮らしのステータスみたいな感じだけにならないように、しっかり考えて使っていきたいものですね。

今回、薪ストーブの本物のプロにいろいろお話が聞けて、私たちも勉強になりました。
しっかり本来の意味をしっかり考えておられるプロに出会えることは、本当に大切ですね。

スタイリッシュな新しい形のストーブ。
リフレッシュしたこの住まいの雰囲気にもぴったりでした。
秋の火入れが待ち遠しいです。





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