2009年06月28日
県立大学で・・・・

県立大学での開催です。
テーマは「湖東地域材の性能評価」
多賀と永源寺のスギとヒノキ70本について、いろいろな形で強度試験などをして比較検討をされた報告です。
若齢木と高齢木どっちが強い?
元玉と2番、3番玉・・・どこが強い?
成熟材と未成熟材は?
心材と辺材は?
JAS基準による目視等級と実際の強さは同じ?
機械で測定したのと実験結果は同じ?
意外な結果があったり、やっぱりそうかという結果があったり。
常識だと思っていたことが、意外と違うんじゃない?ということもあったり。
まだまだ結論が出せない状態なので、もうちょっと検証が必要な感じです。
(みんな、一生懸命です)
結局・・・・・木も人間と一緒でふたつと同じものはなくて、みんなそれぞれ違っています。
それぞれの違いをよく知って、うまく生かしていかなければなりません。
生かすも殺すも人次第・・・ってところでしょうか。
人をちゃんと理解しようとしない人は、人に信頼もされないし、一緒に行動をおこすこともできない。
正しい方に導くことも、ついていくこともできない。
木をちゃんと理解しようとしないで、工業化製品と同じように考える人は、木をちゃんとあつかえないし、うまく使えない。
文化を壊し、木の生きる道を絶ってしまう。
木を使う人は、もっともっと謙虚に勉強しましょう。
一生懸命、考えている人が報われる世の中に!
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Posted by 三和総合設計 at 07:57│Comments(0)
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