2010年02月25日

一票の格差

今朝の新聞記事によると、昨年の衆議院選挙も一票の格差は違憲状態であると、東京高裁が認定したそうです。一票の格差

法律的に見るとそういうことになるのでしょうね。

でも、都市部の人口が増えすぎ、地方の人口が減っている。これを法律で留めることは出来ませんが、私は日本にとってはそちらのほうが大きな問題だと思います。

議員の数ですべて決まるわけではありませんが、日本の国土には守るべきもの、保全すべきものがあります。
それは人口で測れないのではないでしょうか。

人口というのは、人の意思であちこち動きます。
より便利さを求めたり、個人的な利益を求めて人は動きます。

多少のことは問題ないのですが、現状のようになると地方がほったらかしになってしまいます。

今の違憲状態を改善する方法は、都市部の議員を増やすのではなく、地方を活性化し、地域主導の社会を作り、人を地方に取り戻すことによって改善しなければなりません。

現在の都市集中は、企業や個人の利益を生み出すかもしれませんが、国の利益や地域性、文化性は失ってしまいます。

何を大事にするのか。
個人の権利か、国全体の利益か。

私は、国全体の利益があって、その上での個人の権利だと思うのですが、皆さん、いかがでしょうか。


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