2010年08月31日
ミキサー車発見!

1位 電車・新幹線
2位 飛行機
3位 汽車
4位 働く車系
なのですが、今の住んでいる場所では1位~3位までは
普段の生活の中では、ほとんど見ることができません。。。
なので、保育園の行き帰りの車の中で働く車を見つけることが
息子の楽しみになっています。
『あっ!バス!!』
『トラック来たよぉ~!』
『カーキャリアや!!』
・・・という感じで毎日息子に声をかけていると、
ついつい一人で車を運転している時にも
『バス!』
と言ってしまっている自分がいます・・・
そんな中、今朝、
『品質保持カバー装着車』
と書いてあるミキサー車を発見!!
一人で『へぇ~!』と関心していました。
・・・はずかしながら、こういうミキサー車があるのを知りませんでした・・・
確かに固まる前のコンクリートは『生コンクリート』と言うだけあって生ものなのです。
品質を保つために、
工場で練り混ぜ→運搬→打設(型枠に流し込む)→養生→脱型(型枠をはずす)
まで、本当に様々な決まり事があります。
ミキサー車が受け持つ『運搬』で言うと、
外気温によって工場での練り混ぜから打設までの時間が決められています。
今年のように暑い日が続くと、運搬中にコンクリートの品質が落ちてしまうという事も十分考えられます。
混和剤などをコンクリートに混ぜて固まるのを遅らせる方法もありますが、お金もかかる。。。
でも、今朝見たミキサー車のようにドラムの部分にカバーをかける事で、
夏場は内部の温度上昇を抑える事ができ、冬場は内部を保温する事ができるようです。
暑い時期だと、コンクリートがよく固まっていいのでは?
と一般の方は思われるかもしれませんが、
コンクリートの急激な水分の蒸発は、ひび割れをおこすので危険です。
また、気温が高いとコンクリートが硬くなりやすく型枠の隅々まで流れにくくなります。
かと言って、コンクリートに多く水を混ぜると、コンクリートの強度がおちてしまいます。
コンクリートを打設する時間を調節したり、
コンクリートの打設前に型枠や砕石などがコンクリートから水分を奪わないように予め水をすわせておく、
打設の後は、コンクリートの表面から水分ができるだけ蒸発しないように注意をして散水をする
などなど、夏場のコンクリートにはいろんな配慮は必要です。
また、冬場は冬場で低温の問題もあり・・・
生ものの取り扱いは奥が深いですね。。。
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Posted by 三和総合設計 at 11:04│Comments(1)
│富山事務所だより(ヤッキー)
この記事へのコメント
コンクリートは正確には生コンクリートと言うようにホンマに生物ですね
Posted by ESTIMA X at 2010年08月31日 11:21