2010年09月01日
9月なのに

いつもなら、お盆頃にはうるさいくらいに聞こえる鳴き声も
8月の終わりになってやっとこさ聞こえてきました。
やっとこさ、夏の終わりかなと思っていたのですが、
その後は、またまた全く聞こえない。
本当に暑いですね。
昼間に外をウロウロしていたら、溶けそうというか焦げそうで怖いくらいの暑さです。
お日さまが低くなってきた分、暑さが増しているような気がします。
今日から、学校も始まったようです。
この暑さの中で子供たちは勉強なんかできるのでしょうかね?
学校の設計もしたことがありますが、学校の温熱環境なんかはあまり配慮していなかったように思います。
まぁ、環境のこと省エネのことを今ほど考えるような社会ではなかった時代のことですが・・・。
学校にもエアコンが必要になりそうな気が・・・・。
(すでにあるところもあるのでしょうが)
そうなると消費エネルギーをかなり少なくするように考えなくてはいけませんよね。
もちろん暖房消費エネルギーだって抑えなくてはいけないし。
そろそろ耐震改修だけでなく、温熱環境改修もどんどんしなくてはいけないようになるのかな。
これだけ暑いと建物の温熱環境を考えることの大切さが切実に感じます。
日本の建築業界は、どちらかというと温熱環境分野は苦手というか後回しに考える方が多い。
四季があり、それを楽しむ暮らしがよしとされてきたことが根底にあるためか、
「温熱環境を考える=自然に立ち向かう」といったことにとらわれがちで、
理論的に考えることすら非国民のように思われることもあります。
ちょっとガマンして自然を受入れながら暮らしたらいいねん。。。。
それで済まされていた時代ではなくなっているように思います。
そろそろしっかり勉強していかないと、世界のレベルからは遅れてしまって非難されるようになるかもしれませんね。
この業界にいる私たちは、
ちょっとガマンして自然を受入ながら暮らすことも
できるだけ自然を壊さず、しっかり省エネして気持ちよく暮らすことも
どんな暮らしに対しても、環境などにどんな影響を与えるのか、しっかり説明できなければいけません。
しっかり勉強し、説明して、そして選択してもらって、
できるだけエネルギーを使わず心地よく過ごせる建物を提案していかなければ・・・・。
感覚だけで物を言うのは、素人と同じですし簡単ですもんね。
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Posted by 三和総合設計 at 17:31│Comments(0)
│女性建築士のひとりごと(陽子)
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猛暑のわが家【こすいのほとり】at 2010年09月07日 22:26