2010年10月23日

災害難民

災害難民奄美大島の豪雨災害、大変ですね。
テレビのニュースで見ている私たちには、想像できないような恐怖だったと思います。

こういった災害の時には、お年寄りの犠牲がどうしても多くなります。

かろうじて避難しても避難所での生活は、年老いた体にはとてもきついものでしょうね。
昨日、衛星電話がつながるようになったと聞きましたが、足腰の弱ったお年よりは、避難所に設置されたと言っても、その目と鼻の先の設置された場所まで行くことすらつらくてできないと言って、他の方に親戚への連絡をお願いしておられるそうです。

災害時には、やはり高齢者が災害難民になってしまう可能性が高い。

今まではそんな様子も、大変やなぁ、こんな場面になったら気をかけてあげて力になってあげなあかんなぁと、どちらかと言うと助ける側の意識で見ていました。
でも、ある程度の年齢に達した今では、明日は我が身。
こんなときに自分はどう対処していけるやろうか。
動けるやろうか。
人に素直に助けてもらう心構えができているんやろうか。
そんなことを考えてしまいます。

せめて自分の足で少しでも避難できるようにしておかないと。

歩くことがめっぽう少ない生活。
車があるのは当たり前。
そんな生活から少しでも脱却しておかないと大変なことになりそうです。

自分で物事を考える力。素直に人の助けを借りられる柔軟な心。
メンタル面でもいろいろ考えていかなければいけないようです。

年を重ねることとはどういうことなのか。
頭ではわかっていたつもりですが、やっぱりその年齢に近づいて切羽詰らないと本当のところはわからないものですね。
今になって親たちが過ごしてきた時間の大変さや気持ちが、自分の体や心の変化とともに身にしみてわかってきます。

自然災害は、いつやってくるかもわかりません。
今からでも遅くない。やるべきことをしっかりやらないと。



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