2010年11月18日

パッシブデザイン

パッシブデザイン朝からおばあちゃんの病院付き添いやらなんやらでバタバタ。
地域の医院と言えど混み込みで、時間がかかりますね。
やっと仕事モードに戻れましたがそれも束の間また出かけなければなりません。

今度は耐震診断です。
それまでの時間をつかってブログ更新です。
書ききれるか!?

昨日は、パッシブデザインの話を聞きに新大阪へ。
お話してくださったのは、シックハウス~自立循環型住宅という流れで、
ずいぶん昔からお付き合いのある住まいと環境社の野池さんです。

野池さんのお話を聞くと、もやもやしたものがすっきり整理されていきます。
講演となるとどちらかというと睡魔に襲われる性質ですが、野池さんの話は最後まできっちり聞けます(笑)

今回のお話のテーマ「パッシブデザイン」って何?
一般の方なら聞きなれない言葉かなと思います。
業界の人なら、はっきりと説明できないけど「ああ~こんな感じやろな」と言ったところでしょうか。

おおざっぱな言い方だど、特別な機械に頼らず、自然を取り入れたデザインかな。

こう聞いて、あーそうか・・・なんて思う人はいるかな?
(意外と深く考えないでわかったつもりになる人っているかもしれないですね。)

多くの人はそれが具体的にはどんなの?ってイメージできないと思います。
この業界にいるプロの人も具体的にきっちり説明できる人はいないのではないでしょうか?

風通しがいい
お日さまの恩恵を生かしている

そんなことを考えるのは当たり前のことだし、これをパッシブだー!なんていい切るのは・・・
プロではない。

野池流の定義としては、

特別な動力機械を用いず、自然の要素である太陽光、太陽熱、風、雨水、大地等のもつ性質を建築的に利用・調節して、室内気候の適切化を行おうとするもの。

そして、この手法を理論的にわかりやすく説明し、バランスよく取り入れるのが腕の見せどころなのです。

自然やエコという曖昧な言葉に便乗して、「だいたいこんな感じ~」で住まい手に勧めたり、宣伝手法に使ったりするのではなく、ちゃんと理論的に説明しながら暮らし方まできっちりデザインしていく。

それにはどうしたらいいか?
それを整理して、何をすべきかヒントを与えてくれる場が昨日のお話でした。

今まで勉強してきたことをベースに、いかに多くの人に理解してもらい、提案していけるか。
これからはその部分に力を入れていかなければなりません。
勉強ばかりしていても生かせなければ宝のもちぐされですもんね。

こんな感じ~
いいでしょ~
エコですよ~
自然でしょ~

なんて言葉で片付けて、いい加減な提案をするようなプロでは情けないですしね。

まだまだ頭を使ってがんばっていかなければなりません。
がんばらねば。

なんとか出かけるまでの時間で、書けた!
ホッ。

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