2013年12月23日
大リフォーム中

この季節になると、現場で頑張ってくださっている職人さんたちに頭が下がる想いが一層強くなります。
秋口に始まった大リフォーム中の現場でも毎日頑張ってもらっています。
昭和30年代の住まい。木の構造部分は、まだまだ使える状態だったのですが、基礎にちょっとたよりないところが・・・。
元々の基礎に補強基礎を内側に施工する予定でしたが、あまりにも貧弱な基礎部分は、思い切って元々の基礎を撤去し、新しい基礎をつくる作業をすることに。
ちょっと前の写真ですが、基礎工事のためにジャッキアップして建物を浮かしている状況。
目の当たりにすると、大変な工事だと改めて実感。
慎重に工事を進めてくださっている施工業者さんに感謝。
そして新しい基礎工事へ
基礎がしっかりしているところは、計画通り基礎補強します。
新しい土台と既存の基礎をこの金物で、しっかり固定して耐震補強。
この金物、取り付けもちょっと面倒でもあり、結構お値段もするとか。
適当にリフォーム工事をするところなら、きっと使われないかも・・・
でも耐震は、大切なこと。しっかり補強しないとね。
なんとか基礎の配筋工事を終え、コンクリートも打設し、基礎工事を終えました。
今は新しい土台を設置に、建物を元に戻す作業中。
上部の構造体も補強を加えながら、しっかり耐震対策をして、工事を進めます。
出来上がりイメージは、以前の住まいと一転しますが、手を加えることで、またこれから長く使える住まいになります。
木造ってすごいよね。
これからは、中古住宅の利用が進んでいくと言われています。
でもそのまま使うのではなく、費用はかかりますが耐震的にも省エネ的にもしっかり手を加えて、意味のある住宅ストックとして残していく必要があると思います。
そのためには、そういったことがしっかり考えられるプロ(設計者)、そういった施工をしっかりできるプロ(職人)をどんどん利用していただきたいなーと思います。
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Posted by 三和総合設計 at 09:55│Comments(0)
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