2009年01月07日
火事

かなり空気が乾燥しているのでしょうか・・・。
亡くなられた方も多く、心が痛みます。
私は、火事にあったことはないのですが、2度ほど近くで起こって恐いなあと思ったことがあります。
一度目は幼稚園くらいの頃。
すぐ目の前の山の山火事。
目の前といってもかなり離れた場所ですが、田舎の国道沿いで見通しがよく、家もガソリンスタンドに併設されているものだったので、よく見えました。
燃える山、サイレンを鳴り立たせて次々走っていく消防車。
子供心にとても恐かった思い出があります。
次の日にも見えた山がすっかりハゲ山だったのも印象に残っています。
二度目は中学生くらいの頃。
駅前の繁華街のちょっとはずれたところに住んでいました。
自転車置場でぼやが発生。
近所の人の「火事やー!!!」という大きな声に体がすくみました。
住んでいる家は、昔の長屋形式。
屋根はつながっているし、隣とは壁一枚といった感じ。
どこの家も古いし、どこかが燃えれば、あっという間に燃え広がるだろうということは、中学生の私でも簡単に予測できる。
幸い、すぐに消されましたが、一晩夜通しで近所の方々や消防の方が見張り番をしてくださっていました。
消したと思ってもまたくすぶるかもしれませんからね。
以来、その家に住んでいる間は、特に冬になると心配で心配で・・・・。
地震も恐いですが火事も恐い。
とっさの時はパニック状態になって、思考もおかしくなるようです。
普段から、想像してどういう動きをするのかしっかり訓練しておくと、かなり違うようです。
少し冷静になるだけで、命が助かることも多いとか。
一番は火の始末をしっかりしておくことでしょうが・・・・・。
ちょっとした油断、気のゆるみが大きな事故を招きます。
気をつけたいです。
大きな火事でも真っ黒に炭化していても木の骨組みだけはしっかり残っている家の姿。
くずれないで、しっかり残っている木はすごいなあと思います。
でも、やっぱり見たくない哀れで悲惨な姿です。
建物で色々配慮できることもありますが、火事は人の配慮がいちばんの予防策。
火の管理は慎重すぎるほどしっかりし、いざという時の対策を日頃からしっかり考えていきたいですね。
Posted by 三和総合設計 at 06:38│Comments(0)
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