2009年08月26日

安心安全ないちじく

安心安全ないちじく2,3日前から朝晩涼しくなってきました。
急に暑くなって、しかもただならぬ暑さで体がついていけなーいと思っていたのもつかの間。
ちょっと早いんじゃない?っていうくらい涼しい。
私の体感季節なら9月の半ばくらいの雰囲気です。

夜空のお月様もなんだかきれいに見えていて、秋?と思ってしまいます。

そんな短い夏のおかげで、野菜は高騰face08
消費する私たちのお財布事情の苦しさもさることながら、農家の方々は大変でしょうね。

頑張ってつくっておられる苦労を考えると、少々高くても買ってあげなくてはと・・・・。

先日、いつも買っている卵屋さんから無農薬いちじくの栽培の難しさをちょっとだけお聞きしました。
この卵屋さんは、かなりこだわって鳥を育て、安心安全な卵を提供してくださっています。
無農薬いちじくの栽培もされてて、この季節になると届けてくださいます。

いちじくは、青いうちに内部に小さな小さな虫が入るそうで、赤くなって中を割って初めて虫にやられていたかどうかがわかるそうです。(中が黄色くなっているそうですよ)
それを防ぐには、耳かき一杯ほどの少量の薬を混ぜたものを散布して、実のまわりをコーティングするそうです。
そうすると虫が寄ってこない。

そんな少しの薬を撒くだけで、虫が入らないってどれだけ強力な薬なん!?と思って、気持ち悪くて出来ないとおっしゃてました。
ある農家さんは、薬を撒きたいくないので、いちじく一個一個のおしりの部分にテープしてまわっている方もいるとか。
効果があるかどうかわからないけど、何もしないよりいいと実践されておられるそうです。
農家さんですから、数十個の話ではないので気の遠くなるような話です。

そんないろんな想いでつくられたいちじくは、ちょっとお高くても安心して食べられます。
自然の甘さがいっぱいのいちじくでした。

野菜や果物だけでなく、私たちのまわりにあるいろんな手づくりのものには、いろんな人の苦労が詰まっています。
物に対する愛情や食べたり使ったりする人への想いが強ければ強いほど苦労は多いような気がします。

お金を払って消費するだけの立場にいると、ついついそんな地道な苦労や努力は忘れがち。
忘れるだけならまだしもわがままに自分勝手な行動になることもあります。

ものづくりの原点にときたまでも触れる機会を持ちたいものです。
できることなら、消費ばかりでなくみんなが物をつくり出すことをひとつでもしていきたいものですね。



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