2010年01月27日
身近なようで遠い存在

今日はいいお天気のようですね。
今朝、朝寝坊をしてしまって、慌てて雨戸を開けたら、外が白い!?
目を凝らして見たら、霜で地面や車が一面白くなっていただけでした。
すぐにまぶしい朝日で消え去りましたけどね。
最近、この春に企画しているイベント「仰木里山 暮らしの木工市」をいかにするか・・・・の作戦会議をちょこちょこしています。
木を少しでも暮らしの中に・・・・という思いで企画しているイベントです。
環境や山のことを考えると、家を建てるのに使ってまた植えて・・・となるのが一番いいのですが、
多くの人が簡単に家を建てることなんてできません。
おまけに、家を建てる人みんなが日本の木で建てるかというとそうでもない。
どっちかというと少ないかもしれない。
日本の木って遠い存在?
少なくとも家を建てるときに「日本の木で!」と思ってもらえるようには、どうしたら?
ということで、普段の暮らしにもっと木を取り入れてもらわないと・・・・。
そうやって、今までもいろいろ活動してきましたが、いまいち・・・・・。
食べ物や身に付けるものは結構こだわる人が多いのにね。
手づくりのもの、自然な素材のもの・・・・
よくよく考えてみれば、食べ物や身に付けるものは、すぐに自分に影響がありますもんね。
変なもの食べれば、体を悪くするし、食べることぐらい楽しみたい。
今の世の中、服を着ないとウロウロできないし。
究極は、食べないと生きて行けないし。服がないと冬ならこごえ死ぬ・・・・。
木は・・・・なくても生きていける世の中?
木で暖をとることもないし、木の家具や雑貨がなくてももっと手軽なものがいっぱい。
長く使えなくても、次々目新しい品物が出てくる。
その割には、木目がプリントされた家具や雑貨が家のどこかにある。
木はないけど、木に似せたものはたくさんある。
木がなくても成り立つ暮らし・・・・
でも・・・・木がないと水も飲めないし、息できなくなるんですけどね。
琵琶湖も琵琶湖のまわりにある山々の木によって生きている・・・・
そのおかげで私たちの暮らしもある・・・・・
こんなこというと大げさでまた遠い存在になってしまうかもしれませんが、気づいてほしい。
気づいて、少しでも暮らしを変えてみてほしい。
いろいろ頭の中をめぐりますが、とにかく
素直に木のある暮らしがいい!と思ってもらえるような企画をじっくり考えていきたいと思います。
作戦会議で、今までと同じ仲間だけでなく、自分たちとは違う世界におられる方からのお話をおうかがいしたりもしています。
そうすると、自分たちの気づかないいろんなことも見えてきます。
それが、また自分たち自身の暮らしを変えるきっかけにもなる気がしています。
いろんな人とつながって、人と木がつながり、
人と木のつながりが、また違う人とのつながりが生む。
そんなことができたらいいなぁ。
5月30日(日)「仰木里山 暮らしの木工市」
お楽しみに!
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Posted by 三和総合設計 at 10:56│Comments(0)
│女性建築士のひとりごと(陽子)