2010年08月08日

お盆の引継ぎ

お盆の引継ぎもうすぐお盆。
お休みのところも多くなってきたのか、スーパーも道路もなんだか混んでいます。
年末とはまた違ったせわしなさを感じますね。

昨日は、お墓までご先祖様をお迎えに行ってきました。
ところや宗派によっていろいろなやり方はあるのでしょうが、うちのところではこんな感じです。
たぶん1日から始まっているのだと思いますが、まずはお寺に塔婆をいただきに行きます。
一旦持ち帰り、おは参りの予定(7日までに)を住職に伝えて予約します。
その日に合わせてお墓で待機してくださいます。
(このあたりは現在の生活様式に合ったやり方なのでしょうね。)
お墓参り当日に塔婆をふたたびお墓まで持っていき、おっさん(住職)にお経を唱えていただき、塔婆にご先祖様の魂が移ります。そして家の仏壇に・・・・。
昨日はここまでの行事。

今までは、義父母まかせでしたが、そろそろ交代していかねばなりません。
ただ、大体というかその場しのぎの自己流まじりでやっていた義父母から聞くやり方は、なかなか・・・・
しかも忘れていることが多いので、引継ぎは、笑えるほどちんぷんかんぷん状態。

見てきて、大体のことはわかってはいるのですが、シビアになるとわからないことだらけ。
もう少し早くにしておけばよかったのですが、元気な二人に甘えすぎていました。

自分で調べたり、お寺の住職や奥さん、親戚に聞きながらなんとか凌いでいます。
一生懸命ならご先祖様も許してくださるでしょう。

お盆の行事に使われる言葉に盂蘭盆、施餓鬼供養・・・・いろんな言葉があります。
それぞれに人間としての生き方に深い教え、戒めがあります。

せっかく人として生まれさせていただいたのに、少しも他の人のためにせず、「自分さえよければ」という欲深い生活を送ると餓鬼の世界へ落ちて逆さずりになるぞという戒めが、お盆の原点だそうです。

子供の虐待も所在不明の高齢者問題もこの戒めを肝に銘じていれば・・・・・。

私自身も何かと自分のことだけを考えてしまっているようにも思えます。

心にゆとりのある生活がしたいとか生きがいを持ちたいとか。

趣味に没頭して楽しそうに暮らしている人や
やりがいのあることをマイペースでやって暮らしている人をうらやましがったり。

人のためにこんだけしんどい思いをしてやっているのに、なんで評価されないんや、わかってもらいえないんやとひがんでみたり。

世の中のためや!って一見まとそうに見える考えも裏を返してよく見たら、
自分のことだけだったりするのかもしれないなと。

そんなことより、もっともっと純粋に単純に他人のために何ができるのかをもっとしっかり考えて行動しなければいけないなぁと反省。

まずは、今週。
お迎えしたご先祖様をまたちゃんと送り出すまでの仕事をちゃんとしなければいけませんね。

暑い毎日ですが、みなさん頑張りましょう!


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