2010年10月21日
久しぶりに土壁

昨晩は十三夜だったのにお月様は雲の向こうで薄っすら光ってました。
十三夜の日は、夜晴れ渡ることがほとんどでその日になったようですが、ちょっと残念でした。
十五夜を見たら、十三夜も見ないと片見月と言って縁起が悪いそうですよ。
両方とも見られなかった場合はどうなるんでしょうね。
十五夜は芋名月。十三夜は栗名月。
他にもいろいろ言い方はあるそうですが、見られなかったことよりお供えの食べ物の方にちょっと惹かれるものがあったりして・・・・(笑)
さて、久しぶりに現場の報告でも。
今、進んでいる現場の壁は土壁。
新築で土壁を採用する現場は、何年ぶりかな。
いいものだとは思いますが、予算と時間でなかなか採用することが難しいんですよね。
先日現場へ出掛けた時には、ちょうど竹小舞の仕事が終わったところでした。

私は、小舞が組まれたときに建物の中から眺めるのが一番好きです。
このままでもいいのにと思ってしまいます。
(雨風がしのげないので、そんなことは無理ですが・・・)
土壁になると、電気の配線や機器の設置でいつも通りには行かないことが結構でてきます。
昔の材料工法に現代の材料や機器類・・・。
その取り合いにちょっと頭をひねりながら、進めています。
そんな悩ましい土壁も今の美しい姿に勘弁してあげようかな(笑)
これから土壁が塗られ、この美しい竹小舞の姿も見えなくなります。
この美しい姿を見られるのは、住まいづくりに関わっている者の特権なのかな。
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Posted by 三和総合設計 at 10:27│Comments(0)
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