2012年07月16日
びっくりな事実

昨日は、端材工房で出店の一日。
ニュースを見ているとかなり暑かったようですね。
確かに陽射しは照りつける場所はジリジリと暑い感じでしたが、幸い出店場所は木陰。
時折吹く風も心地よく、なんとか耐えられる暑さ。
お隣のお店のアイスオーガニックコーヒーや頭がキーンとなりながら食べるかき氷でしのぎました(笑)
まぁ、なんと言っても木の力ってすごいですね。
木陰の温度差の違いはかなり実感しました。
昨日の出店は、オーガニックマーケットといういろいろな面でこだわりのある市。
出店者さんもお客さんもそれなりにこだわりのある方が多い感じです。
マイバック、マイはし、マイ皿などは当たり前。
そんな中での市なので、私たちもいつもと違う雰囲気で品物を並べました。
もちろん地産地消がテーマ。
木のこと、近くの山のこと、地域で暮らしを成り立たせていくこと。
そんな話を世間話のように話せる雰囲気が、とても嬉しい。
いろいろな話もはずみとても楽しかったです。
その中で、ちょっと意外な発見がありました。
ある若い女性のお客さんが、いちょうのまな板に目をつけられ、木のまな板談義が始まりました。
包丁にはこんな種類の木のまな板がいいんだよ。とか水切れのこととか。
汚れやカビのこととか、お手入れの話も。
そして、汚れがひどくなったり凹んだりしてたら、また削ってつかったらいいしね。と話したら、
「えーっ!?そうなんやー!!!」ってびっくりされて・・・・・
その反応にこっちが「???・・・・」

これが今の現状なんやとびっくりしました。
もしかして、今の若い人の多くはこんな感じ?
そうかもしれない・・・・ここからなのか・・・・といろいろなことが頭の中をグルグル。
ダメになったら買い換えるのが普通。それ以外は思いも浮かばない感じなんですよね。
手入れ、修理、そしてまた使う。何回も繰りかえしてそれでもダメなときに新しくする。
その間にいろんな人や知恵や技術とのつながりが生まれる。
ちょっと前まで当たり前だったことが知られていないし、びっくりされる状況なのですね。
いろいろお話したその若いお客さんは、ちゃんといちょうのまな板を買って帰ってくださいました。
いつか、これ削ってもらえへん?って言ってきてくれたら、いいなぁと思ったりして。
ここのマーケットがそんなつながりの場所になるといいなと思っています。
実は、そんなつながりが生まれ、広がるきっかけになるように、
9月からこのマーケットでお手伝いをすることになりました。
食べ物だけじゃない暮らしすべてのつながりが広がる本物の地産地消を目指します。
地域の自立を目指す一歩。あちこちでこの一歩が次の一歩になるように、頑張ろうと思います。
またお知らせしますので、ぜひみんなで始めの一歩にご協力をお願いします。
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三和総合設計は、Forward to 1985運動に賛同しています。
Posted by 三和総合設計 at 12:07│Comments(1)
│女性建築士のひとりごと(陽子)
この記事へのコメント
商品名「一生使えるまな板」にしたら、
興味もってくれるのでは。
興味もってくれるのでは。
Posted by まさ at 2012年07月17日 23:28