2013年07月04日
気密測定

本当なら、完成時に測ればいいのですが、今回は工事途中で測り、どこかに気密漏れがないかどうかチェックすることに。
建物を閉め切ってやるので、汗だくです。
夏は大変・・・・・
気密っていうとなんだか息苦しく感じる方もおられるかもしれません。
でも大げさかもしれませんが、せっかく入れている断熱材を生かすも殺すも気密次第なのです。
気密性のないスカスカの家だと断熱材はその力を十分に発揮してくれません。
中途半端な気密性は、エネルギーと断熱用を無駄に消費することになるのです。
そうかと言っていつも閉め切っている必要はないのです。
外の空気を取り込みたいときは、窓を大きく開けて新鮮な空気を取り込んだらいいだけ。
そのときも風の通りをしっかり考えてあれば、気密性が力を貸してくれます。
いらないところへ逃げず、通したいところへ空気がしっかり流れてくれるのです。
もちろん冷暖房もしっかり効いてくれて、省エネルギー。
単なる数字だけを追っかけるのではなく、暮らしの快適性をしっかり考えていきたいと思っています。
うちの事務所では、気密測定機を備えていて、気密測定技能士の資格もあるので、自前でできるのがメリット。
自分たちで出来る限りきっちりチェックして、住まいの性能や快適性を少しでもより良いものにしていき、無駄なエネルギー消費や大切な費用の浪費がないようにしていきたいと考えています。
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Posted by 三和総合設計 at 14:32│Comments(0)
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