
2012年05月05日
集中できる連休?

今日はとてもいいお天気!お出かけの方も多いのかな?
(私は仕事ですが・・・・

朝の散歩(番犬壱との)では、水を張った田んぼが朝日でキラキラ輝いていました。
風がちょっと冷たかったのですが、とても気持ちのいい朝。
新緑も元気パワーをくれているようでした。いい季節です。。。。
この連休が終わると、休みごとにイベントが続きます。
12日は木考塾の総会
20日は大津っ子まつりに地域のもりと暮らしの会で参加
27日は暮らしの木工市の開催
これに端材工房の出店なども加わり・・・・。
落ち着いて机に向えるこの連休は貴重です。
電話も来客もないので、集中できるはず!
とは言いつつ、ちょっとネットをウロウロして現実逃避してみたり

若いお母さんスタッフも連休だけどかなり頑張ってくれています。
子育てすでに終了~の私も頑張らないと!
家や事務所まわりの成長した草たちもかなり気になりますが、仕事優先!
お気に入りの音楽でも聴きながら、頑張ります。
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2012年04月29日
ロハスとは?

昨日は、先日お話していたロハスフェスタに行っていました。
暑くて暑くて、人は多いし、かなり疲れました。
今日は娘とバトンタッチ。事務所で静かに仕事をする一日。
普通通りのペースに体を戻します。
さて、このロハスフェスタ。今回で16回目だそうです。
チラシには、
「おしゃれに楽しくエコを実践しよう」と始まったロハスフェスタ。
暮らしを彩るモノやコト、そしてその想いを伝えるヒトとの出会いがいっぱい。
日々の暮らしの中で、無理をせず楽しくエコを実践できるライフスタイルのヒントを探してみませんか?
と書かれています。
イベントでは、マイバッグはもちろん、マイはし、マイ食器をもって来てね。となっていて、
リユース食器、マイボトル給水といった開催主旨に沿った取り組みもあります。
でも・・・・何か違う。。。。
ロハスっぽい雑貨売りイベント?という感じにしか感じない雰囲気。
食べ物のブースの長蛇の列。
会場まわりにズラーッと並んだドーム型のミニテント。
(ここは海水浴場か!?と思うほど)
フワフワとアチコチから飛ばされた風船が空を舞う。
駐車場にも長蛇の列。
ロハスなこだわりは何処に転がっているん?と思うのは私だけかな?
会場をくまなく見て廻ったわけではないので、なんとも言えませんが。
ロハスっぽい雑貨をかわいいーー!安ーーい!と見たり買ったりがロハス?
私がロハスという言葉をあまり好きになれないのは、この言葉を使う多くのパターンがこんな雰囲気だからかなと思いました。
持続可能な社会づくりって、堅い言葉ですが、その方がいい。
その方がちゃんと地に足をつけて考えられるような気がします。
出店ブースにお店のロハスなこだわりを書いて貼っておいてね。と言われましたが、誰も見ませんし、誰もこの品はどんなところがロハス?とかどんなこだわりがあるんですか?考え方聞かせてくれません?なんて聞いてくれる雰囲気もありません。
そりゃそうだ。
ロハスっぽい雑貨が目的だしね。
疲れたら、テントで休めるし。
なんならお父さん子供と一緒にそこで寝ててもいいでぇー。
今の内にかわいい雑貨見てくるわー。
ってな感じで。。。。
こんな風に皮肉ってみたくなってしまう私は、ちょっと年食ったただのおばさんだから?
この雰囲気だからこそ、多くの若者世代が来るんでしょうね。
生き方の根本を見直すイベントとなったら、見向きされないんでしょうね。
本当はそんなイベントがあってもいいのにと思うけど。
ロハスって何?
ナチュラルな雑貨に囲まれて、自分らしく暮らすことやん。。。(苦笑)
ちょっと残念なイベントでした。
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2012年04月26日
ロハスフェスタに向けて

朝から薄暗い空、ちょっと気分が下がりそうになりますね。
でもこんな日も自然にとってはきっと大切な日。
がんばって明るく過ごしましょ!
設計の仕事の方が佳境に入っているのですが、今週末は端材工房でロハスフェスタに出店します。
大阪の万博公園で開催されます。
木工仲間の「おおきな木」さんと一緒にグループ出店します。

個人的にはロハスをいう言葉を使うことを嫌っているのですが、開催主旨は同感するところも多いので、どんな人が集まっているのか興味もあり、申込みしていました。
それに向けて、いろいろな製作が進んでいます。
その中で端材工房で唯一私が関われるおがくずで染める作業。
ちょっと品薄になってきたので、先日から図面を書きながら少しずつ進めていました。
おかくずで染める樹木染めコースター。
木によっていろんな色が出ます。
たくさんつくったーと思ったのですが、写真にすると以外に少ないような・・・・
色合いも写真と実際ではちょっと違う。
実際に見るほうが絶対いい色です!(当たり前か・・・)
40枚近く染めました。
樹種ごとの作業なので、結構というかかなり手間がかかってしまいます。
でもこの色を見ているとなんだか心がなごんできます。
自然の色合いは美しいし、なかなかつくれない色。
木の力ですね。
木の力を多くの方に感じていただけるといいなと思います。
連休のひととき、もしよかったらのぞいてみてください。
ちなみに端材工房&大きな木のブースNOは258です。
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2012年04月22日
築74年

もう4月も後半なのに。。。。
リフォームのご相談を受け、朝から打合せに行ってきました。
ちょっと古い町家の改装です。
そのお宅の小屋裏でみつけた棟札。
昭和13年とあります。
これを見て、意外と最近?と感じた私。
考えて計算してみると、築74年・・・・
えっ、そんなに!?
昭和13年と言えば、自分の両親の生まれた年よりちょっとだけ後。
なので、自分にとっては最近のことのように思ったのです。
よくよく考えたら、自分の年はもう50を超えている。。。
半世紀生きてるんや・・・ということをすっかり忘れていたようです(苦笑)
町家なのに結構部材は大きくて、しっかりとした住まい。
粋なしつらいが主人の心をゆさぶっていたようです。
おたやんの横の部材は、古材が使われていました。
大事に木を使っていた昔の方の心が伝わってきます。
74年経っていてもちょっと手を加えてあげるだけで、まだまだ使える住まい。
いいですね。
元々の家の部分はしっかりしていますが、新しい時代(20年くらい前かな?)手を加えられたところの方が痛みがきているようです。
新建材の寿命の短さが一目瞭然。
「限られた予算だけど、この家の昔のいいところを生かしながら暮らしたい」とおっしゃる住まい手さん。
私たちも本物の良さを生かせるようにできるだけのお手伝いをしたいと思います。
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2012年04月15日
原発いらん!

今日を逃すと満開の桜を見逃すかも・・・と思いつつ、事務所に缶詰状態です

〆きり間近の仕事に必死のパッチです(笑)
夜中の3時に百万遍の手づくり市に端材工房で出店する娘を送り届けてきました。
いつもは主人と3人で場所取りと荷物の搬入に行くのですが、あいにく主人は昨日から名古屋出張。
行きは娘と二人、帰りは一人での夜中ドライブ。
いつもはトラックがたくさん走っているのですが、さすがに今日は日曜日、トラックの姿はなくタクシーがやけに多かったです。
観光や夜桜見物のあとの飲み会帰りの方を送り届けていたのかな。。。。
なので、もうちょっとしたら、睡魔に襲われるかもしれません

やっと寒さから脱出して、穏やかな春うららといった気持ちのいい季節になったのに嫌なニュースばかり聞こえてきます。
中でも大飯原発の再稼動を認めた政府に怒り心頭です。
フェイスブックにもこんな意見を書いたのですが・・・・
福島の原発事故に対して、なにひとつ対処できない政府がどうして大飯原発の再稼動よしと言えるのかまったくわかりません!
原発までの一本道が災害で使えなくなったらどうするのか?という質問にヘリや船で対応しますと平然と答える関電。そんな曖昧な対応にハァーそうですかなんて言えると思いますか?
人の努力と覚悟なんかでは、どうにもならないものを認めるなんてできません!電気が足りなければ使わない方法を考えるべき。短期間の電気が足りない分は、危険な原発に頼らなくても人の努力と覚悟でまかなえるはず!
みんなの覚悟をもっと大きな声で訴えないといけないのではないでしょうか。
同感してくれる人はいますが、意外と反応はいまいち?
今朝のテレビでは、何かの調査で国民の97%が再稼動に反対しているとのこと。
なのに声が小さい!?
誰を対象に調べたのかわからないので、なんとも言えませんが、反対が多い割りに声が小さいと思いませんか?
みんな、政府が安全だって言えば再稼動してもいいって思ってるのかな。
それとも言っても仕方ないって思っているのかな。
なんとなく腑に落ちない気分で、もやもやしています。
桜に酔いしれるのも大事なことかもしれないけど・・・・
今こそ覚悟の自己主張をどんな形であれ、すべきなのではないでしょうか。
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2012年04月12日
美しい自己主張

先日、端材工房の出店で四日市まで出かけました。
その帰りは高速を使わず、下道で帰ってきました。
せっかくなので、途中で旧道に入り、関宿の町並みの中をすぃーっと車で素通り。
夕方でもうすぐ暗くなるという時間でしたが、昔ながらの町並みを見る事ができました。
どう表現したらよいのかわかりませんが、回顧主義的につくられた町並みではない美しさにちょっと感動。
電柱こそわざと埋設されたのでしょうが、建物は昔のままのちょっと古臭く(ぼろく)なったものや手を入れられたものなどが混在。でも古いものと新しいものの区別がくっきりあるわけでもなく、一体感がある。
新しいものの自己主張もさりげないし、朽ちている部分もさりげなくて、どっちもさりげないのです。
(表現がうまくできない・・・泣)
とてもいい雰囲気でした。
この町並みを見ながら、なんで現代の町並みは美しくなくなったのだろうと考えさせられました。
同じ気持ちが根底にあれば、現代なら現代なりの美しい町並みがあってもいいはずなのに。
残されている数少ない昔の町並みだけしか美しいって感じないって、とても悲しいな罪を犯しているなと思いました。
昔は奇抜なものは嫌、隣近所の同じでないと・・・という風潮があり、半強制的に同じような建物が建てられ、統一感のある町並みができていた。
そのみんな同じというのが、おかしい。みんな自由なんだ!と時代の流れが変わり、自由な自己表現が認められるようになる。
そうすると、自由なんだから自分の思うようにしたらいい!
みんなと同じなんておもしろくない!
少しでも人と違うことがステータス!となり、いろいろな建物が建てられるようになった。
建物で自己主張!企業は儲ける為に少しでも目立つものを!と奇抜な色合いや大きさ、変わった形で勝負。
住まいもメーカーなどのセールストークの固まりのような住まいが魅力的に見えたり、奇抜なものが受け入れられたり。安くても他と違うもの。昔とは違うものが求められて・・・・。
結局は自己主張の道具のような建物が次々とできていき、それが町並みをつくる。
自己主張もまわりのこと、まわりの人のこと、将来のことなどいろんなことをひっくるめて考えた上でのものならこんなにひどくならなかったのではないでしょうか。
俺が、私が、しあわせならばみんなもしあわせなはず!
俺が、私が、みんなにもてはやされたい!うらやましいと思われたい!
自分の存在価値をみんなに認めてもらいたい。
こんな気持ちが表立って見えなくても、自分で気づいていなくても、奥底にあるとどうなるか・・・・。
確かに昔のようになんでも右に倣えが正しいという考え方には抵抗がありますが、
現代のような俺様自己主張はもっとひどくて醜いような気がします。
意外と知らず知らずにそんな風になってしまっているのではないでしょうか?
自己主張するなら、
まわりのこと、まわりの人たち、未来のこと、みんなひっくるめて考えたい。
もしかしたら、昔の人たちはそれがしっかり根付いていたのかもしれない。
まわりのもの、人、未来の幸福を考える自己主張。
そんな美しい自己主張ってないものでしょうか。
できたら、そんな風に生きていきたいなと思います。
(ちょっと遅いかもしれませんが・・・笑)
知らず知らずに俺様自己主張していなかったか、自問自答しています。
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2012年04月01日
毎日がエイプリルフール?

会社や学校、お役所などいろんな場所での新年度スタートの日ですね。
別れと出会いの区切りのこの季節。
とは言え、子供も成人してしまい、事務所に新メンバーが加わる予定もない自分の身の回りでは、残念ながらそんなワクワク感は全くありません。
いつも通りの月替わりです(笑)
そんな月初めですが、もうひとつ今日はエイプリルフール、ウソがOKの日でもあります。
朝から、新聞のアチコチにもフェイスブックにもそれに乗っかった記事にお目にかかります。
どんなウソをつこうか・・・なんて頭をひねっていた呑気な子供の頃を思い出します。
エイプリルフールの由来には悲しい出来事があったようですが、そんな気配はまったくなく、お楽しみイベントっていう感じですよね。
ウソは泥棒の始まり。とうことで、ウソはいけないこととされていながら、ウソつける日があるなんて・・・みんなウソをつきたいものなのですね(笑)
楽しい気の利いたウソなら、笑いにできてみんなしあわせ気分になっていいかなと思います。
でも、今の世の中はウソだらけ。ちょっと嫌な気分満載です。
政治家のウソ、官僚のウソ、メディアのウソ。
何が本当なのかわからない。
おまけにCMやチラシ、雑誌、書籍に繰り広げられる企業の広告宣伝のウソ。
ちょっとのことを大きく。悪い面は徹底的に隠す。
いい人ぶった宣伝の裏は一人勝ちするための手段が見え隠れ。
それを繰り返し見せられて、いい人、企業なのかも?と思わせる。
とんでもないウソです。
もうひとつ厄介なのは、ウソと気づかずウソをついている自己満足派。
いいことをしていても世の中全体のためになっているのかをしっかり考えてない。
いいことをしていることの自己満足行動が、目先の俺勝ち行動につながっていることに気づいていないウソ。まわりもしっかり騙されて酔いしれてしまう。
うまくウソをつく方法を考え抜いたものが勝ちの今の世の中。
それを認める世の中。
騙されていても知らんぷり。
おかしいでしょ?
ウソは泥棒の始まりですもん。
泥棒さんは罰せられなければいけません。
毎日がエイプリルフールのような世の中、
真実を見抜ける力をぜひつけていきたいと誓う4月1日です。
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2012年03月22日
緑の分権改革

十年ほど前から地域材の活用活動などでお付き合いのある山口美知子さんにお越しいただいて、お話をお聞きしました。
お話の内容は、東近江市で先駆者として取り組まれている緑の分権改革のことに始まり、目指すべき社会に向かって取り組まれていることや考えられていることをお聞きしました。
緑の分権改革って?と思われる方も多いでしょうね。
私も耳にはしていましたが、その内容については恥ずかしながら初めて知りました。
国がこういうすばらしい提言をしているなんて思ってもみなかったのです。
昨年の震災が起こる前からこのような提言があり、すでに取り組んでいる市町村があちこちにあるようです。
緑の分権改革
緑の分権改革とは、それぞれの地域が、森・里・海とそれにはぐくまれるきれいな水などの豊かな資源とそれにより、生み出されうる食料やエネルギー、あるいは歴史文化資産の価値等を把握し、最大限活用する仕組みを創り上げていくことによって、地域の活性化、「絆」の再生を図り、「地域から人材、資金、資源が流出する中央集権型の社会構造」から、「地域の自給力と創富力を高める地域主権型社会」への転換を実現しようとするもの。
イメージ図はコチラ→http://www.soumu.go.jp/main_content/000147797.pdf
これを出しているのは、総務省。
他の省庁からは、もしかしたら白い目で見られているのではないかと・・・。
だから大きく国民に告知されていないのかなと思ったりもします。
やれるもんならやってみろよ!ってところかな?
国の言っていることとは言え、日頃のこれと真逆の様子を見ていると、どこまで本気で言っているのだろうと疑いたくなりますが・・・。
でも謳われていることは、とてもすばらしいことです。
東近江市には、緑の分権改革のための担当課があるそうです。
うらやましい限りです。
大津にもできたらいいのに・・・・
でも担当する人が、地域にしっかり目を向けられる人でないと意味がありません。
人材もとても重要。欲目で見ても大津にはいなさそうな気がします・・・・
世の中の動きを見ていると、地域で自立できる力をつけていかないという危機感が益々増してきます。そして既に大きく出遅れている自分たちの住む地域。
これを単なる理想論やん!って鼻で笑ってしまうか、いいことやけど無理やなとあきらめてしまうのか、いやいやなんとしてでも実現しなあかんのや!と真剣に取り組むのか。
この選択によって、人が人らしく生きて暮らせる社会になるのかどうかが決まるのでしょうね。
そんなん、既に頑張っている人はいっぱいいるやん。と言う人もいるかもしれません。
でも、意外とその波及効果って少ないのではないでしょうか?
もっと増えてもいいはずなのに・・・・。
ちっちゃな固まりの中で傷をなめあうような活動で、自己満足なしあわせにひたっている場合ではない状況だと自覚していくことが必要な気がします。
緑の分権改革のいう地域の自立という目標に向かっていくためには、目先の姿にとらわれることなく、未来のあるべき姿を常に意識し、それに向かって大きく広い目で地域を見つめ、考え、どんなに苦しくても実践していく覚悟が必要だと思いますし、そういった覚悟をもった考えをもてる人が増えていかないと実現しないと思います。
それも行政と民間の両輪で進んでいかなくては無理なのです。
地域の自立なんてできっこないと思っている中央官僚をびっくりさせてやりたいものです。
県内にそういったことに邁進できる体制をとっている行政があることは、とても励みになりますね。他の市町村の起爆剤になってほしいものです。
さて、まずは自分の動きもしっかり考えていかなければなりません。
考えれば考えるほどちょっと苦しくて、めげそうなんですが・・・。
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2012年03月17日
便利な分だけ不便

こちらは雨でちょっとうんざり顔だったのですが、人生の中のひと区切りを終えた子供たちにとっては、すがすがしい気分だったのでしょうね。
希望に夢膨らむような気分のお裾分けがちょっとほしいものです。
先日、新聞の読者投稿で、便利だけど不便になっちゃったという60才くらいの主婦の方が書かれたお話を見つけました。
話は、無洗米を使いながらのひとりごとみたいな感じで書かれていました。
記憶がちょっと曖昧ですが、内容は・・・
無洗米を使うようになって、今まできれいになるまで一生懸命お米を洗っていたが、ちょっと洗うだけで済むようになって楽になった。使う水の量も少なくなって環境にもいいのだろう。
けれど・・・・
お米のとぎ汁で大根の下ゆでができなくなったし、洗い物にも洗顔しも使えなくなった。美肌効果があったかどうかはわからないが、鍋や食器の汚れはよく落ちたのに。植木の水遣りにも掃除にも使えなくなった。
だから私は今、便利な分だけ不便な思いをしている。
とこんな感じだったと思います。
最後には、本当は不便なことが便利になったというべきなんだろうな・・・と書かれていました。
私たちは今、昔に比べたらとても便利な生活になっています。
でも本当に不便な分だけ便利になったのでしょうか?
この記事のように便利な分だけ不便な思いをしていることに気がついていないだけかもしれません。
それなのに、もっと便利に!もっと効率的に!と求めているというか、求めるような気分にさせられているのか。そしてその便利さに隠された不便さや罪な部分を罪の意識を感じさせない言葉でごまかされ、それを鵜呑みにしていることもたくさんあるような気がします。
環境にいいなんて言葉を持ち出されたら、便利になりながらいいことしてるっていう自己満足感満載になりますものね。
さて、自分の身の回りにも便利さの代償に引き受けている不便さはないかな?
気づいていないことがたくさんありそうです。
あっ、あった!
移動はほとんど車、仕事は立って手で書いていた図面もパソコンになって完璧椅子に座ってのデスクワーク。
この便利さのおかげで腰を痛めて、かなり苦しんでいます。。。。
どうにかせねば!
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2012年03月08日
これこそ地産地消!

先日の「地域の森と暮らしの会@おおつ」の会議で、メンバーの方からとてもあったかいお話を聞きました。
その方は、私たちの地元の方で、最近山を持っている地域の人に呼びかけて「持ち山を考える会」を発足されました。私たちの住む地域にある山は、職として林業を営まれてきたようなものなく、地域の暮らしを支えてきた山です。焚き木にしたり、自分の家を自分の山の木でつくったり・・・。
地域の暮らしを支えてきた里山です。
なので、暮らしの中で木が使われなくなり、木のない生活が成り立つようになった今では、世話もあまりされなくなってしまいました。それに危機感を感じたOさんが、このままではいかんと山主の皆さんに声をかけたのです。
最初は、声をかけても無関心かもと不安を抱きながらでしたが、意外とほとんどの方が耳を傾けてくださり、関心も高くいろいろと動き出したようです。
このような地域での山を守る活動は画期的なことなのです。その紹介はまた今度するとして、あったかいお話の方を・・・。
このような動きをする準備段階に、まずはOさんが間伐などを自分で出来るようにと間伐作業などを個人的にボランティアで活動されていたHさんに教えてもらっておられました。
その際に、Hさんが、間伐した木の丸太をイスにできるサイズにカットし、近くの保育園にプレゼントするお手伝いをしたそうです。
30個ほどの丸太いすを皮付きのまま園児にプレゼント。
そして、竹を使って皮を剥き、座れるように磨く作業をHさん指導ののもと、子供たちが取り組んだそうです。そして子供たちそれぞれのマイ丸太椅子が完成。
その園児が卒園すると言うので、お別れ会に招待されたそうです。
そこで、Oさんが驚いたこと。
かためて置いてあった30個の丸太いす。先生が自分の椅子を取ってきなさーいと言うと、子供たちは迷うことなく自分の丸太いすをささーっと持っていく。
名前は裏に書いてあるのかもしれなかったけど、見えてるところには何も区別するような印はない。
それを自分のものとすばやく見分けて持っていく姿に感動したそうです。
自分で皮を剥いて、自分で磨いて、自分で使った椅子だからこそわかるんでしょうね。
小さな節や木目のくせも自分で磨いたからこそ。
その光景に心から感動したそうです。
お礼に吹奏楽団の団長さんでもあるOさんは、子供たちに音楽演奏のプレゼント。
先生のピアノも加わってとても盛り上がったそうです。
そのお話を聞いてこちらも胸にジーンときました。
これこそ、次の世代につながっていく生きた地産地消ですよね。
OさんやHさんのような活動がもっともっと評価されて、広がるといいのになぁと思います。
とてもいいお話を聞かせていただいて、地道な努力をもっともっとがんばっていかないといけないなぁと思いました。
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